一般的には、精子数や精子運動率を増加させる薬を服用することがあります。残念ながら厚生労働省が認めた男性不妊治療薬はありません。しかしながら男性不妊診療医は経験に基づいた下記のような薬を処方します。
処方薬：ビタミンＢ１２，ビタミンＣ，ビタミンＥ，カルナクリン、ＣｏＱ１０、Ｌ－カルチニン
漢方薬：（補中益気湯、八味地横丸）
ホルモン剤：（クロミフェン）
男性不妊は下記の疾病があります。
乏精子症：精子の数が著しく少ない
無精子症：精液中に精子が見当たらない
精子無力症：精子の運動率が低い
奇形精子症：正常な形態の精子が少ない
当院の患者さんの中で多くいらっしゃるのは乏精子症の方です。乏精子症の８割近くが原因不明のものですが、明らかに乏精子症の原因とわかっていて治療可能な病気に精索静脈瘤という不妊に関係する病気があります。人間の体温は通常３６度から３７度ぐらいですが、精子が最も効率よくつくられる温度は３４度から３５度と体温より少し低めです。精索静脈瘤では静脈瘤という血管の束が睾丸の周囲にできて睾丸の温度を上昇させるため、精子数が減り不妊となります。
治療は鍼灸治療で下腹部の精巣を栄養する血管や腸骨付近にある血管へ鍼灸刺激をすることや生殖器付近に「鍼通電療法」を行うことで、精巣や陰茎に充血をして精子の質改善を行います。また、静脈の血流改善を行い精巣の温度調節を行います。
仙骨神経叢への鍼のアプローチでは陰部神経を中心に血管、神経、リンパの働きを促進して精巣の温度低下と循環を向上します。
他にも骨格調整を行い、骨格の歪みによる鼠径部の神経狭窄を無くしたり、腰、太もも、ふくらはぎなど循環のカギとなる筋肉の調整を行うことで男性不妊の治療を行います。
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妊娠には男性の精子の質改善が必須です。
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他院では、決まったメニューを、決まった流れで施術を行う為、自分に本当にあったメニューを受ける事が出来ない事があります。
錦糸町はり灸院では、一人一人の体調やその時の状態に合わせて 最適な施術を行うので安心して改善に専念できます。
男性の治療を行いたい方、精子の数値が低い方、妊活に向けてクリニックの治療との併用をお考えの方はぜひご来院ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
錦糸町はり灸院 成澤佳希
錦糸町はり灸院 院長 大野正晶
施術歴 13年目
本ホームページは院長の大野正晶が監督しております。
