からだの歪み
骨盤は日々の癖で歪みそして固くなります。
仕事などで長時間立ちっぱなしや、足を組んで座る、重い荷物を片方の肩ばかりにかけるなどの、偏った姿勢が原因です。
歪んでいるというよりも、その日常の生活に合わせて変形し、元の状態に戻れないというのが本質です。
近年では、骨盤の歪みがない人の方が少ないのではないでしょうか。
骨盤とはどういったものか説明させて頂きますね。
真ん中にある仙骨と左右二つの寛骨という骨が1つとなり出来ています。
その骨盤が、上半身と下半身をつなぎ身体を支えるという大きな役割を果たしています。
骨盤という身体を支えている部分が歪むこととは、要するに上半身や下半身のバランスの崩れがおこり、それが原因となり、肩こりや腰痛が起こります。
また、両脚の長さが違うことにより膝や股関節への負担が多くなり、痛みの原因となります。
そしてそれだけでなく、骨盤には腸や膀胱、女性にとって大切な子宮や卵巣などの骨盤内臓器を守り収めている働きもあります。
子宮や卵巣を守っている骨盤はホルモンの影響でも赤ちゃんを産むことに備え変形します。
骨盤や背骨は釣竿と一緒でしなやかな方が様々な刺激に対応できます。
先程も書きましたが、歪んでいるのが悪いのではなく、その歪みが固まっているのが悪いのです。
骨盤は1日と1ヶ月の周期的な開閉運動を繰り返しています。
自覚できない些細な動きですが1日の開閉周期を見ると、
夜間、特に睡眠時に最大に開き、日中に摂取したものの消化活動を行い、 朝の目覚めに向かって徐々に閉じていきます。
この朝、閉じる動きに触発され、便意・尿意を起こすことで夜代謝した不要な老廃物をカラダの外へ出します。
このリズムが悪くなると、便秘によるポッコリお腹、残留便、尿が再吸収され、冷えが強くなり、リンパの流れが悪くでむくみや代謝低下につながるのです。
次は1ヶ月の開閉周期です。
女性の場合は、排卵から生理までの2週間は骨盤が開いていく時期で、生理から排卵までの2週間は骨盤が閉じていく時期になります。
排卵から生理までの2週間は妊娠に備え、通常時と比べると6㎏をも容量を抱え込むことができるので、骨盤は大きく大きく開いています。
そのため、朝に骨盤が正常に閉じていても便秘になる方もいます。
また、骨盤が開いているのでとくに下腹部が膨らんで、スカートやジーパンがいつもよりきつく感じる場合があります。
逆に、生理から排卵までの2週間は徐々に骨盤が閉じていくのでお尻もキュッと引き締まり背中もスっとするので、女性らしい立体的で綺麗な体型になります。
もしかしたらずっと骨盤が閉じていればいいのにと思うかもしれませんが、この開閉リズムによってホルモンバランスやカラダの機能が正常に保たれるので大切にしてください。
以上の理由により女性は男性に比べ、より骨盤が歪みやすい傾向にあります。?
70代女性(側彎)
※施術効果には個人差があります。
文/大野正晶(院長)
問診・カウンセリング
あなたの現在の状況を詳しく丁寧に伺わせて頂きます。
じっくりお話をする中で原因を見つけていきましょう。
検査
痛い部位をはじめ、鑑別判断のため、骨盤の歪みや冷えの部位を徹底的に探っていきます。
鍼施術
骨盤が歪んでいると、骨盤に付着する腰方形筋という筋肉がアンバランスな状態のまま緊張し、左右差を生じます。
まずその筋肉の緊張を緩める為に鍼やお灸で施術をします。
オイル施術、整体
その日に合わせた必要な施術をオーダーメイドで行いより、施術効果を高めます。
例えばより重要となる筋肉を緩めたり骨盤の歪みを整えたり、細かい歪みをピンポイントで整えます。
説明・アドバイス
説明と生活のアドバイスをさせていただきます。
ご質問などあればなんでも聞いてください。
※施術効果には個人差があります。
【 氏名 】 S・A様
【 年齢 】 47歳
【 症状 】 肩こり、首の痛み、頭痛
▼最初はどのような症状がありましたか?
肩からくる首の痛み、頭痛
▼当院に通院するようになってその症状はどのように変化してきましたか?
鍼はこちらが初めてでしたが、
1回目から肩などが楽になり効果を実感出来ました。
▼体調が回復して1番良かったこと、嬉しかったことは何ですか?
仕事をしていても(パソコン等)辛くなくなってきたこと。
肩こりがかなり和らげられ、精神的にも楽になりました。
▼同じような症状で悩んでいる患者さんへアドバイスやメッセージがあったら教えてください。
鍼は私も最初抵抗がありましたが、こちらの先生から丁寧な説明があり、
安心して治療を受けることが出来ました。
1年以上通っていますが精神的にも何か具合が悪い時はやすけて頂けるという
信頼感があり助かってます。
※施術効果には個人差があります。