猫背からくる呼吸のしづらさについて

こんにちは副院長の高野です。
今日は猫背の方に多い呼吸のしづらさについてお話いたします。

猫背の方は前方の胸周囲が縮こまって肋骨と肋骨の間にある肋間筋という筋肉が硬くなっている場合が多いです。
このような場合、肋骨間が狭くなってしまうため背中側に比べて胸側が詰まり、結果猫背が改善しにくくなってしまっています。これは胸を張った姿勢がしにくいということです。
そこで、前方の肋間筋を緩めてあげることで胸側の縮みがほぐれて猫背が解消されてきます。
猫背は姿勢だけでなく呼吸まで悪くしてしまいますので気になる方は下記のストレッチを是非行ってみて下さい。

【肋間筋のストレッチ方法】
肋間筋は両腕を肩より上に万歳して挙げると大胸筋に引っ張られてストレッチされます。
仰向けで寝ていただいているときに二の腕が両耳に付くように万歳を5分程キープします。
以上のとても簡単なストレッチとなります

肋間筋が硬く縮んでいる場合は肺の容積が狭くなり呼吸もしづらく、酸素も取り入れにくいので疲れやすかったり、冷えが改善されにくいということが起きます。
ストレッチなどして、猫背の解消がされてくると呼吸もしやすくなりますので是非就寝前などに行ってみてください。