不妊症の主な原因(男性編)錦糸町-東京

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錦糸町はり灸院です

■男性の不妊症の原因

1、造精機能障害
精子は精巣の中で作られ、精巣上体を通り抜ける間に運動能力をえて、受精を行うことの出来る完全な精子となります。
この精巣での精子形成や、成熟過程に問題があるために、正常な精子を作りだせない状態のことを言います。受精する力が低下するため妊娠に繋がりにくくなります。
男性不妊の約90%の原因が造精機能障害とされます。造精機能障害には下記のような種類があります。
・無精子症 精液中に精子が一匹もいない状態のこと
・乏精子症 精液中に精子はいても、極端にその数が少ない状態のこと。
・精子無力症 精子数は正常、しかし作られた精子の運動率が悪い状態のこと。

【原因】
・精索静脈瘤・・・精巣やその上の精索部に静脈瘤が認められる症状のこと。一般男性の15%に認められ、男性不妊症患者の40%がその疑いであるとされています。
静脈から血液の逆流が生じ、うっ血、腫れなどの症状が起きることで血液が停滞し、精巣機能が低下に繋がります
・低ゴナドトロピン性性腺機能低下症・・・性腺刺激ホルモンの低下により、男性ホルモンの低下や精子形成不全となる疾患のこと
・停留精巣の手術後やおたふく風邪による精巣炎
・染色体異常、遺伝子異常

【対策】
・精索静脈瘤手術を行う
・顕微授精
・ホルモン注射
・ホルモンバランスを整える

2、性機能障害
勃起が起こらず性行為がうまくいかない勃起障害(ED)と射精ができない射精障害のことをいいます。
またマスターベーションで射精ができても、膣内射精できない、膣内射精障害も多くいます

【原因】
・動脈硬化や糖尿病を一因とする神経性、血管性
・ストレスやプレッシャーによる心因性

【対策】
・ED治療薬
・人工授精、体外受精
・リラックスする習慣を取り入れる

3、精路通過障害
精巣でつくられた精子は、精巣上体、精管を通って射精されます。
その通り道が狭い、もしくは閉塞されていることで射精される精液が少なくなったり精液中に精子が出てこないことで妊娠に繋がりにくくなります。

【原因】
・両側精管欠損
・精巣上体炎後の炎症性閉塞
・鼠径ヘルニア手術

【対策】
・精路再建手術を行う

4、その他原因
生活習慣やストレス、喫煙、長風呂、サウナピッタリした下着なども、精液所見を悪化させます。

【対策】
・適度な運動習慣
・長風呂、サウナを避ける
・トランクスをはく
・漢方、サプリメントなど使用する
・鍼灸治療など、自律神経、ホルモンバランスを整える施術を受ける

男性不妊の場合、検査で大きな原因が分かることで対策が取れるものもあれば、対処療法としてステップアップを行う場合があります。
治療方法にはさまざまな方法があります。生活習慣の改善や補助療法は日々の生活に組み込むことができます。

私たちは鍼灸施術を通して、原因不明で精液所見が低い方や妊娠率をご夫婦で上げたい方へサポートを行っています。
何かご不明な点や、聞きたいことがありましたらまずはお気軽にご相談下さい

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最後までお読み頂きありがとうございました。