肩、くびの症状 症例7 肩甲骨周辺の違和感の改善実績ー錦糸町ー鍼灸

肩、くびの症状 症例7

患者
男性 30代

来院
平成28年9月

症状 
2ヵ月前からウェイトコントロールをするために週2回のジム通いで筋トレを始めた。
筋肉痛はあるが、それとは別に背中の方に強く痛みが走ることが頻繁に起こるようになった。
特に腕を引く動作をすると2~3日間右の肩甲骨の内側に辛さが出てくる。
整形外科的検査を行ったが肩の炎症陽性反応はないので炎症の可能性は低い。
筋のコリが強く痛みがあるため可動域が狭くなっている。

人体図 池袋さん.jpg

治療内容と経過
腕を引く動作での疼痛に焦点を置いた。
痛みがある場所に手を置いてもらうと右肩甲骨内縁を指していた。
痛みは限局的で菱形筋、僧帽筋、肩甲挙筋、広背筋、脊柱起立筋を中心に
硬結がある場所に鍼をした。
初診から3日後、右肩甲骨の違和感が無くなり気持ちも落ち着いた。

同時に治療した症状
なし

使用した主なツボ
肺兪、安眠穴、天柱、膈兪

考察
ご本人の「トレーニングは続けたい」という意見を尊重した上で治療をしていく形が重要だと考えた。。
プランとして一週間は筋肉の痛みを取るまで少しトレーニングをお休みしていただく。
痛みが落ち着いたら3~4回同じ内容で筋肉トレーニングを行ってもらう。
一週間ペースで治療とトレーニングを並行して行い、
痛みがどう出るか観察しながら経過を見ていく方向ですり合わせていく。