不妊症 症例7 ホルモンバランスの不安定や冷えによる頚部痛の改善実績ー錦糸町ー鍼灸
【不妊症 症例7】
・患者像
30代 女性
・来院
2015.11
・症状
主訴:不妊治療
20代の頃から生理痛がだんだんひどくなる
きっかけはストレス。社会人になり過度のストレスで
ホルモンバランスが乱れたせいか、髭が生えるようにも
なった。冷えに関しては動きたくなくなるほどつらく足が冷える
肩こりに関してはカイロプラクティックに通っていたが
一向に改善しない。身体のゆがみや猫背が原因といわれた。
不妊症クリニックに通い、血液検査には異常がないが
なぜか排卵がしづらく妊娠に至ってない。
・治療経過と内容
・治療方針
寒熱のバランスを正常にすることで機能を整える
頭部は熱し、下肢は冷えている状態を
東洋医学では上実下虚という。まさしくその状態であったため
バランスを整えることを重要に施術を行う。2ヶ月ほどで冷えが取れてくるとともに
ニキビも落ち着き、感熱のバランスは整ったと考える。その後通院5ヶ月の時に妊娠反応。
・同時に治療した症状
生理痛、肩こり
・使用した主なツボ
太衝、子宮、関元、膏兪
・考察
当院では上実下虚がある場合は生殖機能が落ちると考える
頭部では熱し、ホルモンに異常をきたし、下部は冷えで
子宮や卵巣の機能低下を示唆する。全体的に未病といって体調不良状態も
考えるためより一層、生殖機能は働きづらくなると考える。今回は
その施術を行うことで明確に改善を示した。