不妊症 症例6 子宮内膜症の不妊治療の改善実績ー錦糸町ー鍼灸

【不妊症 症例6】
・患者像
Iさん 30代 女性

・来院
2015.11

・症状
主訴:不妊治療+男性不妊治療
H25よりずっと病院へ通ってもなかなか妊娠しない。
生理痛は吐き気を伴うほどで子宮内膜症と診断された。
自分に原因があると思い、病院を4つも転院した。
人工授精を10回行うものの妊娠に至らず体外受精にステップアップした。
採卵するもいい卵が取れずに不安やわからないことに苦しみを覚える。
足の冷えも自覚がある。生理周期18日目にも関わらず卵が育たず、
内膜も2mmと薄い。
このころご主人の精子の質も悪く量も少ないことが分かった。
何かすることはないかとネットで検索し当院へ来院した。

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・治療経過と内容
治療方針夫婦ともにホルモンバランスを整える施術を行い卵子、精子の質を高める

治療を開始して2週間で足の冷えの改善を認めた。
施術を開始してからいい卵がとれない期間が3ヶ月続いた。同時に
ご主人の治療も開始し、睡眠の質が良くなることを認めた。
治療を開始して6ヶ月で陽性反応を確認。その後化学流産。
ご主人の施術も続けながら今一度採卵をした。結果、今まで採卵しても
採れないもしくは生き残るのは1つだけだったが4つ胚盤胞に成長した。
今後は強く妊娠を期待できる。

・同時に治療した症状
足冷、子宮内膜症、ご主人の施術

・使用した主なツボ
中極、L照海、R列缺

・考察
今回のポイントとなる点はご主人の施術をしたことで
胚盤胞が4つ凍結に至ったことである。受精卵の質には
やはり精子の質も深く関与することが考察できた。また
ご主人の施術をすることで妊娠率上昇の傾向が現れる。実際の施術でも
気持ちがよく眠ってしまうことが多いので、夫婦で施術を受けることを勧める