オーバートレーニング症候群の計測方法ー錦糸町ー鍼灸
こんにちは。
錦糸町はり灸院です。
前回に引き続き
オーバートレーニング症候群について
載せていきます。
オーバートレーニング症候群の程度は
大きく3段階に分けられます。
(引用:オーバートレーニングの概念と臨床像.臨床スポーツ医学)
1:軽症:日常生活での症状は全くなく、ジョギング程度ではなんでもないが、
スピードが上がるとついていけない。
2:中等症:日常生活での症状も多少あり、
ジョギング程度でもややつらい。
3:重症:日常生活での症状も強く、ジョギング程度でもつらく
ほとんど走れない。身体症状と共に精神症状も見られる。
オーバートレーニング症候群はただの疲労とは違い、
心理的な問題も大きく影響してきます。
その判定に有効なのがPOMSという心理検査になります。
マークシートに回答していくのですが、
「活動性」が低下し、
「抑うつ」や「疲労」といったスコアが高くなります。
疲労を回復する為の最大の方法は「睡眠」です。
しかし、心のバランスが崩れてくると
自律神経が大きく関係する睡眠はバランスを崩しやすくなります。
心を整えるためにも趣味の時間を作るなどして
気分転換をはかることも大切です。
オーバートレーニング症候群は
なる前に予防をすることが大切です。
特に真面目で一生懸命でストイックな
選手ほどなりやすい傾向にあります。
周りの方が弱音を吐ける環境を作ってあげたり、
休むことの重要性を理解させ、サポートしてあげてください。
また、体重、心拍数、体温などを定期的に計測していると
身体の異変に気づけることもあります。
なる前に予防。
徹底してやっていきましょう。
本日も最後までお読み頂き
ありがとうございました。