鍼通電療法で脳の糖代謝を促進し脳の老化、酸化を防ぐ!!

脳の老化を防ぐ!!鍼灸で脳の糖代謝促進!!

我々の思考・記憶・行動などを司る脳の機能は、誰しも歳を重ねることで低下していきます。そのため健康寿命の延伸のためには、脳の老化を防ぐことが重要です。

脳の高次機能を司る神経細胞はエネルギー(ATP)をたくさん必要とする細胞です。

神経細胞内では、エネルギーは糖の分解によって作られます。
しかし加齢した脳やアルツハイマー病などの加齢性神経疾患患者の脳内ではこの糖代謝が低下することが報告されています。

対策としては、
・血糖値を下げる食事制限
・インスリンによる糖の細胞内への取り込みを阻害(血糖値上昇を防ぐ)
・鍼通電療法を行うこと。

この3つを行うことで、寿命が延びることが知られているんですよ!!

これを証明したちょっと難しいこと研究の内容を一部抜粋して書きますね!!
ー-------------------
「研究内容」

鍼通通電刺激が局所脳血流量および局所脳グルコース代謝に及ぼす影響について健康成人 (5名) および脳血管障害や脳腫瘍患者 (10名) を対象に検討した研究です。
刺激方法は鍼通電刺激 (2Hz, 15分間) とし, 刺激部位は片側手三里―合谷に刺鍼した。

その結果,
鍼通電刺激側と対側の前頭葉および側頭葉において脳血流量および脳グルコース(糖)代謝は亢進を示した。また、前頭葉, 側頭葉, 頭頂葉のグルコース(糖)代謝は両側性に亢進した。以上のことから鍼通電刺激は脳血流量および脳グルコース代謝に影響を及ぼすことがわかった。

※東京都立大学大学院 理学研究科 生命科学専攻の岡未来子大学院生と安藤香奈絵准教授らの研究グループの研究資料引用
※2020年12月21日(月)米国科学雑誌「iScience」オンライン版に掲載。
ー-------------------
簡単に言うと、
加齢により脳の神経細胞へ糖の吸収が低下→ATPをつくる解糖系(糖を作る仕組み)やミトコンドリアの機能も低下していることがわかったんです!

そこで、神経細胞内への糖取り込みを促進したところ(さっきの3つの対策!)加齢によるATP減少は抑制(つまり、老化しにくくなったということ)されたんです!!

体の老化に伴う変化を調べると、加齢に伴って起きる運動機能の低下が緩和され、また寿命も延伸していました。
これらより、脳神経細胞でのATP欠乏を防げば、個体の老化を緩和できることがわかったということですね!!

鍼灸治療と食生活のコントロールで脳の機能も向上させることが出来るんです!!

最後までお読みいただきありがとうございました!

錦糸町はり灸院 成澤 佳希