不妊クリニックの治療と鍼灸治療の併用について

クリニックの不妊治療と鍼灸治療でより効果的に妊娠へ導きます

「卵胞期」卵の発育

卵がなかなか育たないという方、もっと卵の質をよく出来ないか?と悩んでいる方は卵巣の活性とホルモン調節、血流調整が重要になってきます。

クリニックでは血液検査をして血中のホルモンバランスに問題があれば、飲む薬や注射を処方されることがあります。

この時期に鍼灸治療を行う意義はこちらの2つです。

①E2とFSH分泌を助ける+卵巣に届ける
②お薬の副作用への対処

具体的には

星状神経節のスーパーライザーを行う+鍼灸治療で全身の血流調整を行うことです。

 

 

 

 

 

 

 

スーパーライザーで成長や分割に必要なエネルギー(ATP)を作り出し、精子の寛容化をして受精しやすくするという意図があります。元気で胚盤胞に成長しやすい卵を作ることに繋がります!

 

「排卵期」採卵前

ここは卵が育った後のお話です。

クリニックでの卵胞チェックが行われて、卵が十分に大きくなったという経過が見られれば、採卵の日にちを決めてHCG注射(排卵誘発剤)を注射します。

この時期に鍼灸治療をする意義はこちらの2つです。

①LH分泌+卵巣に届ける
②エストロゲン作用への対処

卵巣にSL+骨盤内の活血化瘀+頭蓋骨の調整を行います。

 

 

 

 

 

 

 

採卵後に痛みが出るのは骨盤内に血流が鬱滞して血液が腹膜に付着することで起こるので採卵後のお腹周りの痛みや卵巣の腫れに対しては抗炎症作用のあるお灸の治療を行います。お灸は、かなり効きます!

 

「黄体期」移植前

無事、採卵が出来ていよいよ移植までの準備期間です。

採卵してすぐに移植するか、一度凍結して次の周期以降に移植するかはご自身とクリニックで相談しながら決めると思います。その時に決まった方針に沿って治療していきます。

この時期に鍼灸治療をする意義はこちらの2つです。

①高温期維持+内膜フカフカにする。
②黄体ホルモン剤の副作用の対処→消化器の調整、むくみ改善

仙骨にスーパーライザー+全身の血液循環+骨盤調整のサポートを中心に行います。

骨盤調整をすることで骨盤に靭帯でくっついている子宮の形を整えます。

仙骨にスーパーライザーを行うことによって子宮内膜の厚みを出して着床に向けて迎え入れ準備を行うイメージです。

鍼灸治療+足のオイルトリートメントで筋ポンプを作動させて心臓から足→足から心臓という体の血液の巡りをサポートします。

 

 

 

 

 

よもぎ蒸しも内膜を厚くしたりお身体を温めるのにかなり効果があります

「黄体期」移植後

無事、移植が終わりました!この後はとにかく高温期の維持です。

ここからは体に大きな刺激はいれません。血流促進して、ゆったり過ごしてもらうようなイメージです。

この時期に鍼灸治療をする意義はこちらの2つです。

①高温維持+内膜フカフカ
②免疫の寛容化

免疫の寛容化も星状神経節のスーパーライザーを行うことで出来ます。

骨盤や足の血流促進を行ったり、遠赤外線や温熱療法を使って体を温めながら高温期の手助けを行います!お身体をぽかぽかにしましょう!

 

 

 

 

 

 

イメージは伝わりましたか?

鍼灸治療とクリニックの併用に関してはこれからも色々な角度でお伝えしていけたらと思っています。

最後までお読みいただきありがとうございました!

錦糸町はり灸院

成澤佳希

ご安心ください

錦糸町はり灸院 院長 大野正晶
施術歴 13年目
本ホームページは院長の大野正晶が監督しております。