ぎっくり背中と呼ばれるものとは
こんばんは副院長の高野信治です。
本日は「ぎっくり腰」ならぬ、「ぎっくり背中」についてです。
聞いたことのある方もいらっしゃるかもしれません。
重いものを持ち上げた時や激しいくしゃみなどでも起きる「ぎっくり腰」ですが、
実は腰だけでなく「ぎっくり背中」と呼ばれるものもあります。
背中に急に激痛が走り、ひどい場合はあばら骨が痛くなったり呼吸ができなくなったりします。
症状としてはぎっくり腰とほぼ同じですが、起きる場所が腰よりも上の背中で起きます。
原因は無理な姿勢をずっと続けていたり、体が固まっているときにくしゃみをしたりなど「ぎっくり腰」とほぼ同じです。
身体が自覚症状なく固まっている状態での深呼吸などでも起きてしまうのが特徴です。
背中の筋肉、筋膜の微細断裂がきっかけで起こります。
なってしまうと呼吸するのも難儀になります。
ぎっくり背中が起こった場合はまずは安静にして下さい。
楽な姿勢で氷などで患部の炎症をおさえます。
数日で炎症と痛みは治まりますが、ならないように日ごろから予防するのが一番です。
身体を動かすなどして同じ姿勢が続かないように心掛けて頂くことが大切です。
みなさんも気を付けて下さいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。