ウオノメの原因と姿勢

こんにちは副院長の高野信治です。
本日は足裏の指の付け根付近に出来るウオノメの原因についてお話します。
特に真ん中の指の付け根によく見られます。
圧迫や摩擦を受け続けていると角質が分厚くなっていき、
皮膚の深い部分まで芯が伸びていきます。これがウオノメです。
酷いウオノメだと際限なく大きくなりあまりの痛さに歩行困難となります。
そもそもなぜ足裏に圧迫や摩擦を受けてしまうのでしょう。

原因として考えられるものは、
1・靴が足のサイズに合っていない。
2・ヒールの高い靴を好んで履く。
3・膝が前に出ている(猫背の方)。
4・偏平足になってしまった方。
5・冷えなどで血行不良の方。

上記の2・3・4の方に共通するのは
「足の指を上手に使えていない」方たちです。
この方たちの足の指は安定した状態で地面に着いていません。
上方に浮いている様な状態です。
指で地面を掴むというような感じではありません。
その代り、指のすぐ付け根の部分で体重を支えているのです。
本来の支えるべき場所ではないこの部分に圧迫と摩擦を受け
ウオノメを好発しやすくなります。

姿勢の悪い方は背中が丸くなり、首は前に、
お尻が後ろへ突き出るような形、膝が前に出て
足裏の加重は前方に来ます。
(中腰の姿勢を想像してください)

足裏の前方荷重がウオノメの原因なのでした。
身体の歪みを取り除けばウオノメが改善する訳ではない
のですが原因を取り除くことで予防に繋がります。
最後までお読みいただきありがとうございました。