胸郭出口症候群について

こんにちは副院長の高野信治です。
本日は胸郭出口症候群のお話しです。

胸郭出口症候群とはどんな症状かといいますと
腕を上げた際に腕がだるくなったり、肩周辺の痛みや痺れ等がみられます。
原因は首のすぐ下にある鎖骨と第一肋骨の隙間を通る神経が
圧迫されたり引っ張られたりしてこの症状が出ます。
実は女性に多い疾患なのですが、理由はなで肩によるものが多いからなんです。
なで肩の方はこの鎖骨と第一肋骨が狭いのです。

症状の出るシーンとしては、洗濯物を干そうと腕を挙げたときや
電車のつり革に捕まろうとするときがあります。

治療としては鎖骨が下にさがる原因としての頚の下垂があげられますので
背中の円背を矯正して頚が立ち上がるようにします。

頚周りの筋肉を柔らかくして肩甲骨が前方に固定されないようにします。

女性に多いなで肩を原因とする胸郭出口症候群には姿勢の矯正と
筋肉の柔らかさが大事です。

最後までお読み頂きありがとうございました。