薬を使わない鍼灸の鎮痛効果ー東京ー錦糸町

皆さんこんにちは!
錦糸町はり灸院です!

今回は、前回の続きです。
体のあらゆる痛みに対してなぜ鍼灸治療や運動療法が効果的なのかを
お伝えしていきます。

どうしてヒトは痛みを感じるのでしょうか?
じつは、皮膚にある痛みを感じるセンサーがあり、それが反応します。
このセンサーは切り傷や針で刺された刺激、45℃以上の熱さ、15℃以下の冷たさに反応します。このセンサーが感じた情報は、末梢神経を通って脊髄神経に伝えられ、最終的に、脳で「痛み」として認識されます。
脳はその情報から、痛みの部位、鈍痛・鋭い痛みの質、痛みの強さを判定します。

痛み.gif

鍼灸で体を刺激すると、脳の視床下部や松果体から、リラックス効果のあるセロトニンや、モルヒネ「鎮痛成分」のような役割を持つホルモンが放出されます。
この物質が、痛みを抑え、痛みを脳に伝える神経経路をブロックします!
脳と脊髄からのダブルのアプローチで、痛みを緩和します。痛みの緩和効果が高いのは、このメカニズムが働くからです。

鍼の刺激が脳に伝達されると、自律神経のバランスが整い、副交感神経と交感神経のスイッチがスムーズになることで、ストレス性の不眠、自立神経失調症、などに効果的に働きます。

薬等で無理やり痛みを感じにくくするより、鍼灸の力で
「自分本来の力」を引き出して痛みを和らげることが出来るのです。

鍼灸の自然の力を信じて治療を受けてみて下さい!

最後までお読み頂きありがとうございました!
錦糸町はり灸院 成澤 佳希