ぎっくり腰の概要と当院での東洋医学的アプローチについてー錦糸町

みなさんこんにちは!
錦糸町はり灸院です!

今回はぎっくり腰についてお話します!

ぎっくり腰などの急激な痛みの原因は、衝撃や圧迫などによる、筋肉、靭帯、骨、軟骨(椎間板)、関節、神経が
炎症を起こしているからと言われています。

炎症は、損傷した靭帯や筋肉、骨などを回復させようと血液を通して様々な物質が患部に集まってきて
修復を試みようとして、腫れや痛みとなって現れています。

これは、身体を守るために起きる自然な防御反応です。

この痛み、腫れ、炎症を取ろうとして冷やす行為は、防御反応、治癒力を抑えてしまうことになります。
ぎっくり腰直後の激しい痛みは冷やして、痛みを逃がすことが必要となりますが、その後は温めたほうが、
治りが早いと言われています。

ぎっくり腰や痛みの強いときに骨盤ベルトで不安定性をサポートするために使用し、
痛みが治まっても腰の負担を減らしたいと装着し続ける人がいます。

しかし、常に装着していると日常動作が制限され、筋肉の血流が滞る部位が出てくる可能性があります。
痛みの強い数日間や、重い荷物を持ち上げる時など使用する時を決めておき、痛みが和らいだら外す様にしましょう。
腰痛になったらまずは安静を保たなくては、と思う方も多いかもしれません。
ぎっくり腰の場合、痛みの強い1~2日間は無理をせず過ごし、
痛みが和らいできたら日常生活での動作はおこなっても大丈夫です。

<温めた方が良いケース>
温めたほうがいい痛みは「重苦しい鈍い痛み」です。急激で激しい痛みではありません。
凝り、張り、だるさ、疲れなどを伴う鈍い痛みの場合は、血流の悪さが原因の場合が多く見られますので、
温めて血流を良くすることが痛みが軽減します。

<冷やした方が良いケース>
ぎっくり腰や急性腰痛などの、激しい痛みと患部に熱がある場合は冷やすことが必要です。
患部に手を当て、熱を持っていたら冷やしましょう。

ぎっくり腰にも、有効な腰痛を和らげる治療法の一つに、患部を温めて血液の流れを良くする
「温熱療法(おんねつりょうほう)」があります。
鍼を介しての電気治療等の高周波・遠赤外線で患部を温める治療法が効果的です。

当院で温熱療法を駆使した施術を受けてみませんか?

最後までお読み頂きありがとうございました。

錦糸町はり灸院 成澤 佳希