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着床しやすい寝方はうつ伏せ?胚移植後の体勢より睡眠が重要

公開日:2026.02.18 更新日:2026.02.18

着床しやすい寝方はうつ伏せ?胚移植後の体勢より睡眠が重要について解説します。

胚移植後、着床率を上げるために「うつ伏せで寝るべき?」など、特定の体勢を気にする方は少なくありません。
しかし、医学的には寝る姿勢が着床率に直接影響するという証拠はないのが現状です。
寝方に関する噂の真偽を解説するとともに、寝る時の体勢よりも重要とされる質の高い睡眠を得るためのポイントや、着床時期の穏やかな過ごし方について紹介します。

【結論】着床率を上げる特定の寝方に医学的根拠はない

結論から言うと、仰向けやうつ伏せ、横向きといった特定の寝方が着床率を上げるという医学的・科学的な根拠は現在のところありません。
受精卵は子宮内膜に包み込まれるようにして着床するため、重力によって体外へ流れ出たり、子宮内で位置が大きくずれたりする心配は不要です。
むしろ「この体勢で寝なければ」と意識しすぎるあまり、体に余計な力が入ってリラックスできなかったり、寝つきが悪くなったりする方が心身にとってストレスとなります。

無理な姿勢をとるよりも、自分が最も楽だと感じる姿勢で、ぐっすり眠ることの方が大切です。
着床率への直接的な影響は確認されていませんが、心身のリラックスはホルモンバランスを整える上で重要な要素となります。

「うつ伏せで寝ると着床しやすい」は本当?噂の真実を解説

インターネットやSNSでは「うつ伏せで寝ると着床しやすい」という情報を見かけることがあります。
特に子宮が後ろに傾いている「子宮後屈」の人はうつ伏せが良い、という説が有名です。
しかし、これも医学的に証明された事実ではありません。

なぜこのような噂が広まったのか、その背景を理解し、情報に振り回されず、リラックスして過ごすことが大切です。

子宮後屈のセルフチェック|原因となる症状と妊娠への影響を解説

子宮後屈の人はうつ伏せが良いと言われる理由

子宮後屈の人がうつ伏せで寝ると良いと言われるのは、その姿勢をとることで、後ろに傾いた子宮が物理的に前傾に近づくためです。
子宮が前傾になることで、受精卵が着床しやすいとされる子宮内膜の中心部にとどまりやすくなるのではないか、という考え方がこの説の背景にあります。

しかし、これはあくまで理論上の一つの考え方に過ぎません。
人の体は寝ている間に何度も寝返りをうつため、長時間同じ姿勢を保つことは困難です。
また、子宮後屈自体が不妊の直接的な原因になることは稀であり、この説が着床率を向上させるという医学的なデータは存在しないのが実情です。

実際は自分が最もリラックスできる姿勢で寝るのが一番

うつ伏せ寝の説に固執するあまり、普段慣れない体勢で寝ようとすると、かえって体に負担がかかり、睡眠の質を下げてしまう可能性があります。
首や腰に痛みを感じたり、呼吸がしにくかったりしては、心身が緊張状態になりかねません。
着床期において最も大切なのは、心と体がリラックスしている状態です。

自分が「楽だな」「落ち着くな」と感じる姿勢で、ゆっくりと体を休めることを最優先にしてください。
仰向け、横向き、うつ伏せなど、どのような体勢であっても、自分が最も深く眠れる姿勢が、その時の最適な寝方だと言えます。

寝る姿勢より重要!着床をサポートする睡眠の質を高める3つのコツ

着床をしやすくするには、寝る時の姿勢を気にするよりも、質の高い睡眠を確保することがとても重要です。
質の良い睡眠は、妊娠に必要なホルモンの分泌を整え、子宮内膜への血流を促進する効果が期待できます。
心身のコンディションを整えるために、睡眠の質を高める具体的な方法を3つ紹介します。

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寝る90分前の入浴で深部体温をコントロールする

人の体は、脳や内臓の温度である「深部体温」が下がるタイミングで自然な眠気を感じるようにできています。
このメカニズムを利用し、就寝の90分ほど前に38~40℃のぬるめのお湯に15分程度浸かるのがおすすめです。
入浴によって一時的に上がった深部体温が、時間をかけて下がっていく過程で、スムーズな入眠を促します。

熱すぎるお湯は交感神経を刺激してしまい逆効果なので注意が必要です。
リラックスできる入浴は、着床しやすい過ごし方の一つとして、日々のセルフケアに取り入れると良いでしょう。

寝室の温度や照明を整えてリラックスできる環境に

快適な睡眠のためには、寝室の環境づくりも欠かせません。
一般的に、室温は夏なら25~27℃冬は18~20℃程度が快適な睡眠に良いとされています。湿度は年間を通して50~60%程度に保つことが推奨されています。
また、光は睡眠に大きく影響するため、就寝前は部屋の照明をオレンジ色の暖色系に切り替えると、心身がリラックスモードに入りやすくなります。

外部の光が気になる場合は、遮光カーテンを活用するのも有効です。
静かで、自分にとって心地よいと感じる環境を整えることは、毎日の生活の質を高める上でも役立ちます。

就寝前のスマホ操作はホルモンバランスを乱す原因に

スマートフォンやパソコンの画面から発せられるブルーライトは、脳を覚醒させる作用があり、睡眠の質を著しく低下させる要因となります。
特に、睡眠を促すホルモンである「メラトニン」の分泌を抑制してしまうため、寝つきが悪くなったり、眠りが浅くなったりします。
メラトニンは、他の女性ホルモンの分泌にも関わっているため、その乱れはホルモンバランス全体に影響を及ぼす可能性があります。

心身を健やかに保つためにも、少なくとも就寝1~2時間前にはデジタルデバイスの使用を控え、読書やストレッチなど、穏やかな時間を過ごすように心がけましょう。

胚移植後から着床時期に心がけたい3つの過ごし方

胚移植後から着床時期にかけては、寝方以外にも日常生活の中で意識したいポイントがいくつかあります。
特別なことをするのではなく、心身を穏やかに保つための少しの工夫が、健やかな生活をサポートします。

ここでは、着床しやすい過ごし方として、取り入れやすい3つの習慣を紹介します。

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カイロや温かい飲み物で体を芯から温める

体の冷えは血行不良を招き、子宮への血流にも影響を与える可能性があります。
特に下腹部や腰、仙骨のあたり、そして「三陰交」というツボがある足首の内側は冷やさないように気をつけましょう。
カイロや腹巻、レッグウォーマーなどを活用して外側から温めることに加え、白湯やルイボスティー、生姜湯といった温かい飲み物で内側からも体を温めるのが効果的です。

血行を良くすることは、着床しやすくする方法の基本となります。
ただし、熱すぎる長風呂やサウナは体に負担をかけるため、避けるのが賢明です。

ストレスを溜めないよう穏やかな気持ちで過ごす

着床期は、結果がどうなるかという期待と不安で精神的に不安定になりやすい時期です。
しかし、過度なストレスは自律神経やホルモンバランスを乱し、血行を悪化させる一因になりかねません。
判定日まで、「あれこれ調べて一喜一憂する」という行動は少しお休みしましょう。

関連記事:自律神経失調症をすぐ改善するツボとは?首や手で不安を落ち着かせる

好きな音楽を聴く、感動する映画を観る、自然の中を散歩するなど、自分が心からリラックスできることを見つけて、穏やかな気持ちで過ごすことが何よりも大切です。
考えすぎず、ゆったりとした時間を意識的に作るのがポイントです。

ウォーキングなどの軽い運動で血行を促進する

胚移植後は安静にしすぎず、適度に体を動かすことが推奨されています。
激しい運動は避けるべきですが、ウォーキングやストレッチ、ヨガといった軽い運動は、全身の血行を促進し、子宮への血流を増やす助けになります。
特にデスクワークなどで長時間同じ姿勢でいることが多い場合は、血流が滞りがちなので、意識的に体を動かす習慣を持つと良いでしょう。

適度な運動はストレス解消や気分転換にもつながり、心身のコンディションを良好に保つ上で非常に有効です。
無理のない範囲で、心地よいと感じる運動を取り入れてみてください。

着床しやすい寝方に関するよくある質問

胚移植後の過ごし方、特に着床しやすい寝方については、多くの方がさまざまな疑問や不安を抱えています。
ここでは、特に多く寄せられる質問と、それに対する専門的な見解に基づいた回答をまとめました。

正しい情報を知ることで、余計な心配を減らし、穏やかな気持ちで過ごしましょう。

Q1.寝返りをうつと受精卵が動いてしまいますか?

寝返りで受精卵が動いてしまう心配はありません。
受精卵は粘着性のある子宮内膜に包まれているため、寝ている間の体の動きで位置がずれたり、外に落ちたりすることは考えにくいです。
自然な寝返りは体の血行を促す生理現象なので、我慢せずに楽な姿勢で寝ることが大切です。

Q2.胚移植後にやってはいけないNGな寝方はありますか?

胚移植後に医学的にNGとされている特定の寝方はありません。
うつ伏せでお腹が圧迫されて苦しいなど、自分がつらいと感じる姿勢は避けるべきです。
心身がリラックスできる体勢が最も適しています。

特定の寝方にこだわらず、自分が最も快適に眠れる姿勢を見つけてください。

Q3.寝る姿勢以外で着床のためにできることは何ですか?

体を冷やさずに血行を促進すること、質の良い睡眠をとること、ストレスを溜めないことが重要です。
バランスの取れた食事や適度な運動も、着床しやすくする方法として有効とされます。
特定の行動に固執するのではなく、心身ともに健康的な生活習慣を総合的に心がけましょう。

まとめ

着床しやすい特定の寝方や、うつ伏せ寝が着床率を上げるという医学的な根拠はありません。
胚移植後の着床時期において最も重要なのは、自分がリラックスできる姿勢で質の高い睡眠をとり、ホルモンバランスを整えることです。
睡眠環境の整備や入浴方法の工夫、就寝前のスマホを控えるといった行動が、睡眠の質向上に役立ちます。

また、寝方だけに固執するのではなく、体を温めて血行を促進し、ストレスを溜めずに穏やかな気持ちで過ごすといった、生活習慣全体を見直すことが、結果として着床をサポートする健やかな体づくりに結びつきます。

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この記事の監修者

成澤佳希

成澤 佳希

錦糸町はり灸院 院長

日本健康医療専門学校卒業後、株式会社ブレイシングに入社。
系列院の本八幡鍼灸院で7年勤務した後、錦糸町はり灸院に異動。
現在は勤務10年目となり、錦糸町はり灸院の院長として従事。
不妊、男性不妊、自律神経症状などの幅広く貢献している。

《資格》

はり師、きゅう師

《経歴》

日本健康医療専門学校

錦糸町はり灸院

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