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高温期がゆっくり上昇でも妊娠した!体験談と実際のグラフ例を紹介

公開日:2025.12.29 更新日:2025.12.29

高温期がゆっくり上昇でも妊娠した!体験談と実際のグラフ例を紹介します。

基礎体温を測っていて、排卵後に体温がなかなか上がらないと「今回はダメだったのかな…」と不安になりますよね。
理想的なグラフでは排卵後1〜2日でスッと高温期に移行すると言われていますが、実際には数日かけてじわじわと体温が上がる人も少なくありません。

この記事では、高温期がゆっくり上昇しても妊娠に至った方の体験談や実際の基礎体温グラフ、そして体温上昇が緩やかになる原因や妊娠の可能性を探るサインについて詳しく解説します。
あなたの不安が少しでも軽くなる情報が見つかるはずです。

高温期がゆっくり上昇…もしかして妊娠しにくい?と不安なあなたへ

理想的な基礎体温グラフと自分のグラフを比べて、高温期への移行が遅いことに落ち込んでいませんか。
教科書通りのグラフにならないと、妊娠しにくいのではないかと心配になる気持ちはよくわかります。
しかし、基礎体温の上昇ペースには個人差があり、ゆっくり上昇することが一概に悪いわけではありません。
黄体ホルモンの分泌が緩やかに始まる体質であったり、体の冷えやストレスが影響していたりするケースも多く見られます。

大切なのは、体温の上がり方という短期的な視点だけでなく、高温期がきちんと持続するかどうかという長期的な視点です。
実際に、じわじわと体温が上がった周期に妊娠したという声は多くありますので、グラフの形だけで一喜一憂しすぎず、自分の体のサインを見つめていきましょう。

【体験談】私も高温期の体温がゆっくり上昇したけど妊娠できました

基礎体温の上がり方が理想と違うと、毎朝の検温が憂鬱になることもあるかもしれません。
しかし、同じように高温期への移行がゆっくりで不安を感じながらも、無事に妊娠・出産した先輩ママたちはたくさんいます。

ここでは、そんな方々の貴重な体験談や、不安を乗り越えて陽性反応を確認できた周期の記録を紹介します。
あなたと同じような経験をした人の声は、きっと大きな励みになるでしょう。

理想のグラフと違っても諦めないで!先輩ママたちの声

いつも排卵後3〜4日かけて、ようやく高温期と呼べる体温になっていました。
妊活中は毎月のように「黄体機能不全かも」と悩みましたが、特に治療はせず、体を温めることだけを意識していた周期に妊娠できました。

私の場合は、排卵検査薬で陽性が出てもすぐには体温が上がらず、低温期のまま数日過ぎることも。
諦めかけた頃にようやく上がり始め、その周期は無事に妊娠に至りました。
今思えば、排卵が少しずれていたのかもしれません。
このように、理想のグラフとは程遠い形でも妊娠に至ったケースは珍しくありません。
体温の動きはあくまで目安の一つと捉え、あまり神経質になりすぎないことも時には必要です。

不安だったけど妊娠検査薬で陽性反応が出た周期の記録

妊活3周期目、排卵検査薬で陽性が出た翌日から、いつもなら少しずつ上がり始めるはずの体温がほとんど変化しませんでした。
3日経っても低温期の体温と変わらず、完全に諦めムードに。
しかし、4日目の朝に少し上昇し、そこから5、6日と、本当にじわじわと時間をかけて高温期へ移行していきました。

高温期が安定してからも不安な日々を過ごしていましたが、高温期が17日続いた時点で妊娠検査薬を試したところ、くっきりと陽性反応が出ました。
あの時の体温の上がりの悪さは何だったのか不思議ですが、結果的に妊娠できたので、グラフの形がすべてではないと実感した周期でした。

【グラフ例】高温期がじわじわ上がって妊娠に至った基礎体温

高温期がゆっくり上昇しても妊娠できると言われても、実際のグラフを見ないとイメージが湧きにくいかもしれません。
ここでは、実際に妊娠に至った周期の基礎体温グラフの中から、高温期への移行が緩やかだった2つのパターンを紹介します。

ご自身のグラフと見比べながら、どのようなケースがあるのかを確認してみてください。
グラフの形は人それぞれであり、典型的なパターンに当てはまらなくても妊娠の可能性は十分にあることがわかるはずです。

パターン1:数日かけて徐々に高温期へ移行したグラフ

このパターンは、排卵日と思われる日から体温が急上昇せず、1日に0.05℃程度のわずかな上昇を3〜5日ほど繰り返しながら、ゆっくりと高温期に移行していくのが特徴です。
低温期と高温期の差がはっきりするまでに時間がかかるため、排卵日が特定しにくく、不安を感じやすいかもしれません。

しかし、時間をかけてでも最終的に体温が安定し、低温期との差が0.3℃以上確保できていれば、黄体ホルモンはきちんと分泌されていると考えられます。
このタイプのグラフでも、その後高温期が14日以上安定して続けば、妊娠の可能性は十分に考えられます。
ホルモンの分泌ペースが穏やかな体質である可能性も示唆されます。

パターン2:一度下がってから二段階で上昇したグラフ

排卵後に一度体温が上昇したものの、1〜2日後にまた少し下がり、そこから再び上昇して本格的な高温期に入るパターンです。
二段階で上がるように見えるため、体温が下がったタイミングで「今回はダメだったか」とがっかりしてしまうかもしれません。

この一時的な体温低下は、ホルモンバランスのちょっとした揺らぎによって起こることがあります。
また、着床の時期に見られる「インプランテーションディップ」の可能性もゼロではありません。
いずれにせよ、一時的に体温が下がったとしても、その後しっかりと持ち直して高温期が維持されれば問題ないケースがほとんどです。
最終的な高温期の持続日数が重要になります。

なぜ?基礎体温における高温期の上昇がゆっくりになる3つの原因

基礎体温の高温期への移行が緩やかになる背景には、いくつかの原因が考えられます。
必ずしも病的な問題があるわけではなく、体質やその時々のコンディションが影響していることも少なくありません。
なぜ自分の体温はゆっくり上がるのか、その理由を知ることで、不要な不安を解消し、必要な対策を考えるきっかけになります。

ここでは、主な3つの原因について解説します。

原因①:黄体ホルモンの分泌が緩やかに始まっている

基礎体温を上昇させるのは、排卵後に卵胞が変化してできる「黄体」から分泌されるプロゲステロン(黄体ホルモン)の働きによるものです。
この黄体が形成されるスピードや、ホルモンを分泌し始めるタイミングには個人差があります。

黄体の立ち上がりがゆっくりで、プロゲステロンの分泌が緩やかに始まると、それに伴って基礎体温の上昇もじわじわとしたペースになります。
これは病気というわけではなく、その人の体質であることが多いです。
時間をかけてでも最終的に必要な量のホルモンが分泌され、高温期がしっかり維持されれば、妊娠には影響しないケースがほとんどです。

原因②:体の冷えによって血行が滞っている

体の冷えは、妊活においてさまざまな影響を及ぼす要因の一つです。
体が冷えていると全身の血流が悪くなり、子宮や卵巣などの臓器にも十分な血液が行き渡りにくくなります。

黄体ホルモンが分泌されても、血行が悪いとその作用が全身にスムーズに伝わらず、熱の産生が滞って体温上昇に時間がかかってしまうことがあります。
特に、手足の末端が冷えやすい、お腹周りが冷たいといった自覚がある場合は、冷えが基礎体温に影響している可能性が考えられます。
体を温める生活習慣を意識することで、血行が改善し、ホルモンの働きもスムーズになることが期待できます。

原因③:ストレスや睡眠不足で自律神経が乱れている

ホルモン分泌をコントロールしているのは、脳の視床下部という部分です。
この視床下部は自律神経の働きも司っているため、ストレスや睡眠不足によって自律神経が乱れると、ホルモン分泌の指令にも影響が及びます。
その結果、黄体ホルモンの分泌がスムーズに行われず、高温期への移行が遅れたり、高温期が不安定になったりすることがあります。

また、自律神経の乱れは体温調節機能そのものにも影響を与えるため、基礎体温のグラフが全体的にガタガタになる原因にもなります。
リラックスできる時間を作り、質の良い睡眠を確保することは、ホルモンバランスを整える上で非常に重要です。

高温期がゆっくり上昇する場合に確認したい妊娠の可能性サイン

高温期への移行がゆっくりだと、妊娠の可能性について悲観的になってしまうかもしれません。
しかし、グラフの上がり方以外にも、妊娠の可能性を示唆するサインはいくつかあります。
体温の推移だけでなく、体のささいな変化にも目を向けることで、希望が持てるかもしれません。

ここでは、高温期がゆっくり上昇する場合でも確認しておきたい、妊娠の可能性を示す3つのポイントを紹介します。

高温期の日数が16日以上続いているか

高温期への移行に何日かかったとしても、その後安定した高温期が16日以上続いている場合、妊娠の可能性は非常に高いと考えられます。
通常、妊娠が成立しない場合は排卵から約14日で黄体の寿命が尽き、プロゲステロンの分泌が減少して生理が始まります。
すると基礎体温は低温期に移行します。

しかし、妊娠が成立すると、胎盤の一部となる組織からhCGホルモンが分泌され、黄体の寿命を延ばしてプロゲステロンの分泌を継続させます。
このため、高温期が続くのです。
体温の上がり方よりも、高温期がどれだけ長く続くかが、妊娠を判断する上でより重要な指標となります。

普段の高温期よりもさらに体温が上昇するタイミングがあるか

妊娠した場合、高温期が続くだけでなく、途中からさらに体温が一段階上昇することがあります。
これは「二段上がり」と呼ばれ、妊娠のサインの一つとして知られています。
高温期の途中で体温がさらに上昇するのは、着床後にhCGホルモンの影響でプロゲステロンの分泌がより活発になるためと考えられています。

すべての妊娠で見られる現象ではありませんが、もし高温期7〜10日目あたりで体温がぐっと上がるような変化があれば、着床がうまくいった可能性を示唆しているかもしれません。
日々の体温変化を注意深く観察してみましょう。

胸の張りや眠気といった妊娠初期症状が出ていないか

基礎体温の変化と合わせて、体調の変化にも注意を向けてみましょう。
妊娠が成立すると、ホルモンバランスの急激な変化によって体にさまざまな症状が現れます。
代表的なものには、いつもより強い胸の張りや痛み、日中の耐えがたい眠気、おりものの変化、吐き気、下腹部のチクチクとした痛みなどがあります。

これらの症状は月経前症候群(PMS)と非常によく似ているため、これだけで妊娠を確定することはできません。
しかし、「普段の生理前とは何か違う」と感じるような症状があれば、それは妊娠のサインかもしれません。
自分の体の小さな変化に気づくことが大切です。

基礎体温の安定は妊活の第一歩!今日からできる体質改善の習慣

基礎体温のグラフを安定させることは、ホルモンバランスが整っているサインであり、妊娠しやすい体作りの基本です。
高温期の上昇がゆっくりであったり、グラフが全体的に不安定であったりする場合、日々の生活習慣を見直すことで改善が期待できます。

特別なことを始める必要はなく、食事や睡眠、運動といった毎日の習慣を少し意識するだけで、体は着実に変化していきます。
ここでは、今日からすぐに始められる体質改善の習慣を紹介します。

体を内側から温める食事や飲み物を意識する

体の冷えは血行不良を招き、ホルモンバランスの乱れにつながるため、体を内側から温める食生活を心がけましょう。
食材では、ショウガ、ニンニク、ネギ、タマネギなどの香味野菜や、ゴボウ、ニンジン、カボチャといった根菜類が体を温める作用を持つとされています。
食事に積極的に取り入れるとよいでしょう。

また、飲み物は冷蔵庫から出したての冷たいものではなく、常温や温かいものを選ぶことが基本です。
特にルイボスティーやジンジャーティーなどはおすすめです。
バランスの取れた食事で体に必要な栄養素をしっかり摂り、内側から温かい体を目指しましょう。

質の良い睡眠を確保してホルモンバランスを整える

ホルモン分泌は睡眠と密接に関連しており、質の良い睡眠を十分にとることは妊活において重要です。特定の時間帯に多くのホルモンが分泌されるという考え方もありますが、近年の研究では、就寝時間よりも、規則正しい睡眠リズムを保ち、十分な睡眠時間を確保すること、特に眠り始めの深い睡眠が重要であるとされています。

就寝前は、スマートフォンのブルーライトを避け、ハーブティーを飲んだり、軽いストレッチをしたりしてリラックスする時間を作りましょう。毎日なるべく同じ時間に就寝起床する習慣をつけることで、体内時計が整い、自律神経やホルモンバランスの安定につながります。

適度な運動で全身の血流を促進する

ウォーキングやヨガ、ストレッチなどの適度な運動は、全身の血流を促進し、体の冷えを改善するのに非常に効果的です。
血流が良くなることで、子宮や卵巣に必要な栄養素や酸素が届きやすくなり、機能の向上が期待できます。

また、運動はストレス解消にも役立ち、自律神経のバランスを整える効果もあります。
大切なのは、無理なく続けられること。
激しい運動はかえって体にストレスを与え、活性酸素を増やす原因にもなりかねません。
心地よいと感じる程度の運動を、日常生活の中に習慣として取り入れることから始めてみましょう。

高温期の体温上昇に関するよくある質問

高温期の体温上昇については、多くの人がさまざまな疑問や不安を抱えています。
ここでは、特に多く寄せられる質問に対して、簡潔にお答えします。
自分の状況と照らし合わせながら、参考にしてください。

ただし、回答はあくまで一般的なものであり、個々の状況によっては当てはまらない場合もあるため、心配な点は専門医に相談することが最も確実です。

高温期への移行に何日かかっても妊娠の可能性はありますか?

高温期への移行に3〜4日、あるいはそれ以上かかった場合でも、その後12日以上安定した高温期が続けば妊娠の可能性は十分に考えられます。
基礎体温の上昇ペースには個人差があるため、上がり方がゆっくりであることだけで妊娠の可能性を否定することはできません。

大切なのは、最終的に高温期がきちんと維持されるかどうかです。

体温がゆっくり上がるとき、黄体機能不全が心配です。病院に行くべきですか?

高温期の日数が10日未満で終わってしまう周期が続く場合は、黄体ホルモンの分泌が不十分な「黄体機能不全」の可能性があります。
その場合は一度婦人科で相談することをおすすめします。
ただ単に体温の上昇がゆっくりなだけで、高温期が12日以上続いているのであれば、必ずしも異常とは言えず、体質的なものであることも多いです。

基礎体温グラフが全体的にガタガタな場合でも妊娠できますか?

はい、妊娠の可能性はあります。
グラフの線が安定せずガタガタに見えても、低温期と高温期の二相に分かれていることが確認できれば、排卵は起きていると推測できます。

睡眠不足やストレス、測定ミスなどでもグラフは乱れやすいため、まずは生活習慣を見直し、リラックスして過ごすことを心がけてみてください。
それでも心配な場合は、医師に相談してみましょう。

まとめ

基礎体温の高温期への上昇がゆっくりであると不安を感じやすいですが、それが直接的に妊娠しにくいことを意味するわけではありません。
体温の上がり方には個人差があり、黄体ホルモンの分泌ペースが穏やかであったり、その時々の体調が影響したりすることが原因として考えられます。

重要なのは、上昇の速さよりも、高温期が安定して14日程度持続するかどうかです。
実際に、じわじわと体温が上がった周期に妊娠したというケースは数多く存在します。
日々のグラフの変動に一喜一憂しすぎず、体を温める食事や質の良い睡眠、適度な運動といった体質改善を続けながら、自分の体の変化を見守ることが、結果的に良い方向へつながるでしょう。

この記事の監修者

成澤佳希

成澤 佳希

錦糸町はり灸院 院長

日本健康医療専門学校卒業後、株式会社ブレイシングに入社。
系列院の本八幡鍼灸院で7年勤務した後、錦糸町はり灸院に異動。
現在は勤務10年目となり、錦糸町はり灸院の院長として従事。
不妊、男性不妊、自律神経症状などの幅広く貢献している。

《資格》

はり師、きゅう師

《経歴》

日本健康医療専門学校

錦糸町はり灸院

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