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40代で妊娠しやすい人の特徴|妊娠確率を上げるためにできること

公開日:2026.01.03 更新日:2026.01.03

40代で妊娠しやすい人の特徴|妊娠確率を上げるためにできることについて解説します。

40歳を過ぎてからの妊娠は、卵子の質の低下などにより20代や30代と比較して難しくなるのが現実です。
しかし、40代の妊娠の可能性がゼロというわけではありません。
妊娠しやすいとされる人の身体的な特徴や生活習慣を知り、自身の体と向き合うことが重要です。

この記事では、妊娠の確率を上げるために今日から実践できる生活習慣の改善策や、必要に応じた専門家への相談について解説します。

【セルフチェック】40代で妊娠しやすい人に見られる共通点

40代で比較的妊娠しやすいとされる人には、体の健康状態を示すいくつかの共通点が見られます。
これらは、妊娠に向けた体の準備が整っているかどうかの指標ともいえるでしょう。
自身の生活習慣や体のサインを振り返り、当てはまる項目があるかチェックしてみてください。

健康的な体作りは、妊娠の可能性を高めるための第一歩となります。

月経周期が25~38日の範囲で安定している

月経周期が25日から38日の範囲で安定していることは、ホルモンバランスが整い、卵巣機能が正常に働いている目安の一つです。
周期が安定していれば、排卵日の予測がしやすくなり、妊娠しやすい時期を的確に把握することにつながります。
逆に、周期が極端に短い、長い、あるいは不規則な場合は、排卵に問題がある可能性も考えられます。

基礎体温を記録することで、排卵の有無やホルモンバランスの状態をより詳しく把握できます。
40代では特に、自身の体のリズムを正確に知ることが、妊娠に向けた第一歩となります。

BMIが18.5以上25.0未満の適正範囲である

体格指数であるBMIが18.5以上25.0未満の標準範囲内に保たれていることは、妊娠しやすい体作りの基本です。
痩せすぎは、女性ホルモンの分泌に必要な体脂肪が不足し、排卵が止まってしまう原因となり得ます。

一方で、太りすぎはホルモンバランスの乱れを引き起こし、排卵障害や月経不順につながるリスクを高めます。
脂肪細胞から分泌される物質が、卵子の質や着床環境に悪影響を及ぼすことも指摘されています。
適正体重を維持することは、全身の健康状態を良好に保ち、妊娠に向けた体の準備を整える上で非常に重要です。

婦人科系の疾患や大きな病気の経験がない

子宮筋腫や子宮内膜症、卵巣嚢腫といった婦人科系の疾患は不妊の原因となることがあります。
これらの疾患は受精卵の着床を妨げたり、卵管の通過を阻害したりする可能性があるためです。
また、過去にクラミジアなどの性感染症にかかった経験がある場合、卵管が詰まる原因になっていることも考えられます。

甲状腺機能の異常など、一見すると婦人科とは関係ないような病気も、ホルモンバランスに影響を及ぼし、妊娠しにくさにつながることがあります。
過去に大きな病気の経験がないこと、また、定期的な婦人科検診で問題がない状態を維持していることが望ましいです。

喫煙や過度な飲酒の習慣がない

喫煙は、卵子の質の低下や卵巣機能の低下を招き、妊娠率を大きく下げる要因となります。
タバコに含まれる有害物質が血流を悪化させ、卵巣に十分な栄養が届かなくなることで、卵子の老化を早めると考えられています。
これはパートナーの喫煙による受動喫煙でも同様のリスクがあります。

また、過度な飲酒もホルモンバランスを乱し、排卵周期に影響を与える可能性があります。
妊娠を希望する場合、禁煙は必須であり、飲酒も控えるか、楽しむ程度に留めることが推奨されます。
これらの生活習慣は、自身の努力で改善できる重要な要素です。

ストレスを溜め込まず上手に発散できている

過度なストレスは、自律神経のバランスを乱す大きな原因です。
自律神経は、女性ホルモンの分泌をコントロールする脳の視床下部に直接影響を与えるため、バランスが崩れるとホルモン分泌が乱れ、月経不順や排卵障害を引き起こすことがあります。

また、ストレスは血管を収縮させて血行不良を招き、子宮や卵巣への血流を滞らせる一因にもなります。
仕事や妊活そのものからくるプレッシャーを感じやすい年代ですが、趣味の時間を持つ、適度な運動をする、ゆっくり入浴するなど、自分なりの方法でリラックスする時間を作ることが大切です。

知っておきたい現実:40代になると妊娠が難しくなる理由

40代になると妊娠が難しくなる背景には、年齢に伴う身体の自然な変化があります。
特に、卵子の質の低下と数の減少は、妊娠率に大きく影響する避けられない要因です。

また、流産率の上昇や、妊娠高血圧症候群などの合併症リスクも高まります。
こうした医学的な事実を正しく理解することは、不妊と向き合い、今後の計画を立てる上で非常に重要です。

卵子の数が減少し質も低下しやすくなる

女性が一生のうちに排卵する卵子の数は、生まれたときにはすでに決まっており、年齢とともに減少し続けます。
新しく作られることはないため、卵子も本人と同じように年を重ねていきます。

40代になると、残っている卵子の数が少なくなるだけでなく、一つひとつの卵子の質も低下しやすくなります。
質の低下とは、主に染色体の異常が起こりやすくなることを指します。
これにより、受精しにくくなったり、受精しても着床しなかったり、あるいは着床しても発育が途中で止まってしまい、流産に至る確率が高まります。
これが40代の妊娠における最も大きな課題です。

染色体異常の発生率が高まる

年齢を重ねた卵子は、細胞分裂の際に染色体を均等に分配する機能が衰えやすくなります。
その結果、染色体の数に過不足が生じる「染色体異数性」という異常が起こる確率が高まります。

受精卵に染色体異常があると、多くは着床しなかったり、妊娠初期に成長が止まって流産に至ります。
40代で流産率が急激に高まるのは、この受精卵の染色体異常が主な原因です。
また、無事に出産まで至った場合でも、ダウン症候群などの先天性疾患を持つ赤ちゃんの生まれる確率が、年齢とともに上昇することが知られています。

加齢に伴う子宮や卵巣の機能低下

加齢の影響は、卵子だけでなく子宮や卵巣の機能にも及びます。
年齢とともに子宮筋腫や子宮内膜症といった婦人科系の疾患にかかるリスクが高まり、これらが受精卵の着床を妨げる原因になることがあります。
また、全身の血行が悪くなることで、子宮や卵巣への血流も低下しやすくなります。
子宮への血流が不足すると、受精卵のベッドとなる子宮内膜が十分に厚くならず、着床しにくい状態になる可能性があります。

卵巣の血流低下は、卵巣機能そのものを低下させることにもつながります。
卵子の質だけでなく、受精卵を育む環境も変化することも、40代の妊娠が難しくなる一因です。

40代の妊娠確率を上げるために今日からできる5つのこと

年齢による卵子の変化は止められませんが、生活習慣を見直すことで、体のコンディションを整え、妊娠の可能性を高めることは可能です。
妊娠しやすい体作りは、特別なことではなく、日々の健康的な生活の積み重ねが基本となります。

ここでは、今日からでも始められる5つの具体的な方法を紹介します。
自身の生活を振り返り、できることから取り入れてみてください。

栄養バランスの取れた食事で体を内側から整える

妊娠しやすい体を作るためには、栄養バランスの取れた食事が不可欠です。
特定の食品だけを食べるのではなく、主食・主菜・副菜をそろえ、多様な食材から栄養を摂ることを心がけましょう。
特に、体の細胞の元となるタンパク質、血液の材料となり子宮環境にも影響する鉄分は重要です。
また、卵子の質の維持に関わる抗酸化作用のあるビタミンCやビタミンE、着床を助けるとされるビタミンD、細胞の生成をサポートする葉酸なども積極的に摂取したい栄養素です。

インスタント食品や加工食品は避け、新鮮な食材を使った手作りの食事を基本とすることで、体を内側から整えていきます。

適度な運動を習慣にして血行を促進する

適度な運動を習慣にすることは、全身の血行を促進し、妊娠しやすい体作りにつながります。
特に、ウォーキングやヨガ、ストレッチなどの有酸素運動は、子宮や卵巣への血流を改善し、質の良い卵子が育つ環境や、受精卵が着床しやすい子宮内膜を作る手助けとなります。
また、運動はストレス解消や気分転換にも効果的であり、ホルモンバランスを整える上でも有益です。

ただし、過度な運動はかえって体に負担をかけ、排卵障害などを引き起こす可能性もあるため注意が必要です。
毎日30分程度のウォーキングなど、無理なく楽しみながら続けられる運動を見つけることが大切です。

質の高い睡眠でホルモンバランスを整える

睡眠は心身の疲労を回復させるだけでなく、ホルモンバランスを整える上で極めて重要な役割を担っています。
睡眠中には、卵子の質にも関わる抗酸化作用を持つメラトニンや、体の成長・修復を促す成長ホルモンなどが分泌されます。
睡眠時間が不足したり、眠りが浅かったりすると、これらのホルモンの分泌が乱れ、卵巣機能の低下や月経周期の乱れにつながる可能性があります。

質の高い睡眠を確保するためには、毎日同じ時間に就寝・起床する、寝る前のスマートフォンやパソコンの使用を控える、リラックスできる寝室環境を整えるといった工夫が効果的です。

体を冷やさない「温活」を意識する

体の冷えは万病のもとと言われますが、妊活においても大敵です。
体が冷えると血管が収縮し、全身の血行が悪化します。

特に、骨盤周りの血流が滞ると、子宮や卵巣に十分な酸素や栄養が届かなくなり、卵巣機能の低下や子宮内膜が厚くなりにくいといった問題を引き起こす可能性があります。
日常生活の中で「温活」を意識することが大切です。
夏場でもシャワーで済ませず湯船にゆっくり浸かる、冷たい飲み物や食べ物を避けて体を温める食材を摂る、腹巻やレッグウォーマーを活用して下半身を冷やさないようにするなど、できることから始めましょう。

パートナーとの良好な関係を築く

妊活は女性だけが頑張るものではなく、パートナーとの協力が不可欠です。
特に40代の妊活は、精神的なプレッシャーを感じやすく、夫婦間のすれ違いが生じることも少なくありません。
お互いの気持ちや体の状態について日頃から話し合い、理解し合う時間を持つことが大切です。
性交渉が「タイミングを合わせるための義務」になってしまうと、双方にとって大きなストレスとなりかねません。

二人でリラックスして過ごす時間を大切にし、妊活を協力して乗り越えるチームであるという意識を持つことが、精神的な安定につながり、結果として妊娠しやすい環境を整えることにもなります。

自然妊娠が難しいと感じたら?専門家への相談も選択肢に

生活習慣の改善は大切ですが、40代の妊活では時間も重要な要素です。
もし半年から1年程度、自然妊娠を試みても結果が出ない場合や、少しでも不安を感じる場合は、自己流で続けるだけでなく、専門の医療機関に相談することを検討しましょう。

専門家の診断を受けることで、自分たちの体の状態を正確に把握し、最適な治療法を選択できます。

まずは不妊検査で自身の体の状態を正確に知る

専門のクリニックでは、まず不妊の原因を特定するためのさまざまな検査を行います。
女性側では、血液検査によるホルモン値の測定、超音波検査による子宮や卵巣の状態の確認、卵管の通りを調べる卵管造影検査などがあります。

同時に、不妊の原因の約半数は男性側にもあるとされるため、パートナーの精液検査も非常に重要です。
これらの検査によって、目に見えない体の状態を客観的に把握し、なぜ妊娠に至らないのか原因を探ることができます。
原因がわかれば、それに応じた適切な治療方針を立てることが可能になります。
まずは現状を正確に知ることが、妊活を前に進めるための第一歩です。

年齢を考慮し早めに不妊治療を検討する

40代の不妊治療では、年齢を考慮した上で治療のステップアップを早めに検討することが一般的です。
排卵のタイミングを合わせるタイミング法や、精子を子宮に直接注入する人工授精は、精子と卵子が出会うまでをサポートする方法ですが、卵子の質の低下が主な原因である場合、これらの方法では妊娠に至らないケースも少なくありません。

そのため、質の良い卵子を採取し、体外で受精させてから子宮に戻す「体外受精」が有力な選択肢となります。
残された時間を有効に使うためにも、医師と相談の上、自分たちにとって最適な治療法を早い段階で見極めることが求められます。

40代の妊娠に関するよくある質問

ここでは、40代の妊娠に関して多くの方が抱く疑問について、Q&A形式で解説します。
生理が順調なら大丈夫なのか、自然妊娠した人はどんな生活を送っているのか、不妊治療を始めるべきタイミングなど、気になる点を確認してみてください。

40代でも生理が順調なら妊娠しやすいですか?

生理が順調なことは妊娠の前提条件ですが、それだけで妊娠しやすいとは限りません。
定期的な月経は排卵がある可能性を示しますが、卵子の質は年齢とともに低下するため、すぐ妊娠できるとは断定できません。

無排卵月経の可能性もあるため、基礎体温の測定や専門医への相談が重要です。

40代で自然妊娠した人はどのような生活を送っていますか?

特定の秘訣があるわけではなく、多くは基本的な生活習慣を大切にしています。
栄養バランスの取れた食事、適度な運動、十分な睡眠、ストレス管理など、心身の健康を維持する規則正しい生活が土台となります。

体を冷やさない工夫をしている方も多いようです。

不妊治療を始めるタイミングはいつが良いですか?

40歳以上で妊娠を希望する場合、避妊をやめてから期間を置かずに、すぐに専門の医療機関に相談することが推奨されます。
年齢とともに卵子の質や数が低下するため、時間を有効に使うことが重要です。

まずは検査を受けて、自分たちの体の状態を把握することから始めましょう。

まとめ

40代の妊娠は、卵子の質の低下という年齢的な要因から、20代や30代に比べて難しいのが現実です。
しかし、月経周期や体重を整え、健康的な生活習慣を心がけることで、妊娠に向けた体のコンディションを向上させることは可能です。

バランスの取れた食事、適度な運動、質の良い睡眠、ストレス管理は、妊娠しやすい体作りの基本となります。
もし自然妊娠が難しいと感じる場合は、時間が限られていることを考慮し、早めに専門の医療機関で検査を受け、専門家のアドバイスを求めることが賢明な選択です。
自身の体と向き合い、できることから実践していくことが求められます。

この記事の監修者

成澤佳希

成澤 佳希

錦糸町はり灸院 院長

日本健康医療専門学校卒業後、株式会社ブレイシングに入社。
系列院の本八幡鍼灸院で7年勤務した後、錦糸町はり灸院に異動。
現在は勤務10年目となり、錦糸町はり灸院の院長として従事。
不妊、男性不妊、自律神経症状などの幅広く貢献している。

《資格》

はり師、きゅう師

《経歴》

日本健康医療専門学校

錦糸町はり灸院

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