公開日:2025.12.28 更新日:2025.12.28

仕事中や授業中に突然襲ってくる睡魔は、集中力を妨げる厄介な存在です。
この記事では、そんな時に役立つ眠気覚ましに効果的なツボを詳しく紹介します。
特に、周囲にバレずに即効性が期待できる手や耳のツボを中心に、その場所と正しい押し方を解説します。
今すぐこの眠気をどうにかしたいという状況で、ぜひ試してみてください。
今すぐどうにかしたい!即効性が期待できる眠気覚ましのツボ
会議や運転中など、どうしても眠気を覚ましたい瞬間に、即効性が期待できるのがツボ押しです。ツボは神経が集中する場所であり、適切に刺激することで脳を覚醒させる効果が見込めます。眠い時にサッと押せる手のツボから、リフレッシュ効果の高い顔のツボ、さらには靴を脱げる状況であれば足や足裏のツボを刺激するのも有効です。これから紹介するツボ押しを活用して、つらい眠気を消しましょう。
【手のツボ】会議中や授業中でもバレずに押せる3選
手のツボは、オフィスや学校で最も実践しやすい眠気覚まし方法です。
座ったまま誰にも気づかれずに刺激できるため、会議中や授業中でも気兼ねなく行えます。
手のひらや指、腕には眠気覚ましに効果的なツボが集中しており、デスクの下でこっそり押すだけで頭をスッキリさせることが可能です。
これから紹介する3つのツボは、場所も分かりやすく押しやすいため、ぜひ覚えておきましょう。
親指と人差し指の付け根にある「合谷(ごうこく)」
合谷は、眠気覚ましの万能ツボとして知られています。
場所は、手の甲側で、親指と人差し指の骨が交わる付け根部分のくぼみにあります。
見つけにくい場合は、人差し指の骨に沿って親指で探していくと分かりやすいです。
押す際は、反対の手の親指を合谷にあて、人差し指の骨に向かって少し強めに、痛みを感じる手前の「痛気持ちいい」と感じるくらいの力で刺激します。
頭痛や肩こり、目の疲れなど、さまざまな不調にも効果が期待できるツボです。
中指の爪の生え際にある「中衝(ちゅうしょう)」
中衝は、強い刺激によって眠気を吹き飛ばすのに効果的なツボです。
場所は、中指の爪の生え際で、人差し指側にあります。
押す際は、反対の手の親指と人差し指で、中指の先を挟むようにして強く刺激します。
比較的痛みを感じやすいツボですが、その強い刺激が交感神経を活性化させ、一気に眠気を覚ますのに役立ちます。
数秒間、ギューッとつまむように押すのを数回繰り返すと、頭がクリアになるのを感じられるはずです。
手首のしわの上にある「神門(しんもん)」
神門は、手首の内側にあるツボで、精神的な緊張を和らげ、集中力を高める効果も期待できます。
場所は、手首の内側の横じわの上、小指側にある少しくぼんだ部分です。
押す際は、反対の手の親指の腹をあて、ゆっくりと息を吐きながら心地よい強さで押します。
このツボは自律神経を整える働きがあるとされており、眠気だけでなく、イライラや不安感を落ち着かせたい時にも役立ちます。
デスクワークの合間にリラックスを兼ねて刺激するのがおすすめです。
【耳のツボ】マスクをしながらでも刺激できる2選
耳には全身に対応するツボが100所以上も集中しており、「耳ツボ」マッサージは眠気覚ましに非常に効果的です。
耳を刺激する利点は、手のツボと同様に目立たず、デスクワーク中はもちろん、マスクをしながらでも簡単に行える点です。
耳全体を揉んだり引っ張ったりするだけで血行が促進され、頭がスッキリします。
特に眠気が強い時は、少し痛みを感じるくらいの強さで刺激すると、覚醒効果が高まります。
耳たぶをつまんで下に引っ張る
耳たぶを刺激することは、手軽にできる効果的な眠気覚ましの一つです。
両手の親指と人差し指で左右の耳たぶをそれぞれつまみ、真下にゆっくりと引っ張ります。
5秒ほどかけてじわーっと伸ばし、ゆっくり元に戻すという動作を数回繰り返してください。
耳たぶには頭や顔に対応するツボが集まっているため、この簡単な動作で頭部の血流が促進され、眠気が和らぎます。
痛みを感じない、心地よい程度の力加減で行うのがポイントです。
耳の上部を刺激する
耳の上部を刺激することも、眠気を覚ますのに役立ちます。
耳の上の方の軟骨部分を親指と人差し指でつまみ、外側に引っ張ったり、折りたたむように曲げたりして刺激を与えます。
また、耳全体を上下左右に引っ張ったり、円を描くように揉みほぐしたりするのも効果的です。
耳がじんわりと温かくなるのを感じるまでマッサージを続けると、血行が良くなり、脳が活性化されて眠気がスッキリと解消されます。
【顔・頭のツボ】リフレッシュ効果も高い3選
顔や頭にあるツボは、眠気覚ましだけでなく、デスクワークで疲れた目や頭をリフレッシュさせる効果も期待できます。
これらのツボは刺激が脳に直接伝わりやすく、即効性が高いのが特徴です。
ただし、他の部位に比べて目立ちやすいため、人目を気にせずに行えるトイレ休憩中や、一人の時間を見つけて実践するのがおすすめです。
これから紹介するツボを刺激して、眠気と疲れを同時に吹き飛ばしましょう。
目頭の少し上にある「晴明(せいめい)」
晴明は、眼精疲労に効くツボとして有名ですが、眠気覚ましにも高い効果を発揮します。
場所は、左右の目頭のすぐ横にある、鼻の付け根との間の小さなくぼみです。
押す際は、親指と人差し指で晴明を軽くつまむようにし、鼻の骨に向かって優しく押し込みます。
目を閉じて、深呼吸をしながら数秒間ゆっくりと圧をかけると、目の周りの筋肉がほぐれ、頭がスッキリとします。
PC作業で目が疲れている時に特におすすめです。
こめかみ部分にある「太陽(たいよう)」
太陽は、こめかみにあるツボで、頭痛や目の疲れを和らげ、頭全体をリフレッシュさせる効果があります。
場所は、眉尻と目尻を結んだ線の真ん中から、少し外側に指をずらした時に見つかるくぼみです。
押す際は、人差し指や中指の腹を太陽にあて、強すぎない力で垂直に押したり、小さな円を描くように優しくマッサージしたりします。
数回繰り返すことで、側頭部の血行が促進され、重かった頭が軽くなり眠気が和らぎます。
頭のてっぺんにある「百会(ひゃくえ)」
百会は、頭の最も高い位置、いわゆる「てっぺん」にある万能ツボです。
場所は、両耳の先端を結んだ線と、顔の中心線(鼻の延長線)が交差する点です。
見つけにくい場合は、頭頂部で少しへこんでいる、押すと心地よい痛みを感じる部分を探してみてください。
押す際は、両手の中指を重ねて百会にあて、体の中心に向かって垂直に、息を吐きながら5秒ほどゆっくり押します。
頭全体の血行を促進し、自律神経を整える効果が期待できます。
ツボ押しの効果を最大化する正しい押し方のポイント
眠気覚ましのツボは、ただやみくもに押すだけでは十分な効果が得られないことがあります。
効果を最大限に引き出すためには、いくつかのポイントを押さえた正しい方法で刺激することが重要です。
これから紹介する押し方の基本をマスターし、ツボ押しの効果を高めましょう。
「痛気持ちいい」と感じる強さで5秒かけて押す
ツボを押す際の最適な強さは、「痛い」と感じる一歩手前の「痛気持ちいい」と感じる程度です。
強すぎると筋肉を傷つけたり、逆に体が緊張してしまったりする可能性があります。
ツボを見つけたら、まずは指の腹を使って垂直に圧をかけ、ゆっくりと5秒かけて押し込んでいきます。
そして、同様に5秒かけてゆっくりと力を抜いてください。
この一連の動作を1セットとして、3〜5回繰り返すのが基本的な方法です。
ゆっくり息を吐きながらリラックスして行う
ツボ押しの効果を高めるには、呼吸も重要な要素です。
ツボを押すタイミングで、ゆっくりと口から息を吐き切るように意識してみてください。
息を吐くと、心身がリラックス状態に導く副交感神経が優位になり、筋肉の緊張が和らぎます。
これにより、ツボへの刺激が体の深部まで伝わりやすくなります。
逆に力を抜くときには、鼻からゆっくりと息を吸い込みましょう。
深呼吸をしながら行うことで、リフレッシュ効果がさらに高まります。
ツボ押しを避けるべきタイミングや注意点
ツボ押しは手軽で便利な方法ですが、体調や状況によっては避けるべき場合があります。
例えば、食後すぐのタイミングは消化のために血液が胃腸に集中しているため、ツボ押しで血流を乱さない方が賢明です。
また、飲酒後や発熱時、妊娠中の方(特に安定期に入る前)、そして怪我や炎症がある部位への刺激は避ける必要があります。
体に強い疲労感がある時や、押してみて不快な痛みを感じる場合も、無理に行わないようにしてください。
そもそもなぜ日中に耐えられないほどの眠気が襲ってくるのか
日中の強烈な眠気は、単なる気合の問題ではなく、体の内部で起きている変化が原因であることが多いです。
なぜこれほど眠くなるのか、そのメカニズムを理解することで、より効果的な対策を立てることができます。
ツボ押しなどの対症療法と並行して、眠気の根本原因にも目を向けてみましょう。
昼食後の急激な血糖値の変化が原因
特に昼食後に強い眠気に襲われる場合、その原因は「血糖値スパイク」の可能性があります。
白米やパン、麺類といった糖質の多い食事を摂ると、食後に血糖値が急上昇します。
すると、体は血糖値を下げるためにインスリンというホルモンを大量に分泌します。
このインスリンの働きによって今度は血糖値が急降下し、その結果として脳の働きが低下し、強い眠気やだるさを引き起こすのです。
睡眠の質が低下しているサインかも
毎日のように日中の眠気が続く場合、単なる寝不足だけでなく、睡眠の質そのものが低下しているサインかもしれません。
夜間に十分な睡眠時間を確保していても、眠りが浅かったり、夜中に何度も目が覚めたりすると、脳や体を十分に休めることができません。
ストレスや不規則な生活リズム、睡眠時無呼吸症候群といった病気が原因で睡眠の質が低下している可能性も考えられ、慢性的な眠気につながることがあります。
自律神経の乱れによる影響
私たちの体は、活動時に優位になる「交感神経」と、リラックス時に優位になる「副交感神経」という2つの自律神経がバランスを取りながら機能しています。
しかし、強いストレスや不規則な生活、運動不足などが続くと、このバランスが崩れてしまいます。
その結果、日中の活動すべき時間帯に交感神経がうまく働かず、副交感神経が優位な状態が続いてしまい、やる気が出なかったり、強い眠気を感じたりすることがあります。
ツボ押し以外の眠気スッキリ対策5選
ツボ押しは非常に有効な手段ですが、眠気覚ましの方法はそれだけではありません。
勉強中や車の運転中など、状況に応じて他の対策と組み合わせることで、より効果的に眠気を撃退できます。
ここでは、ツボ押し以外に即効性が期待できる5つの対策を紹介します。
自分に合った方法を見つけて、つらい眠気を乗り切りましょう。
短時間の仮眠で脳をリフレッシュさせる
どうしても眠気が取れない時は、15〜20分程度の短時間の仮眠(パワーナップ)が非常に効果的です。
この短い時間でも、脳の疲労を回復させ、その後の集中力や作業効率を大幅に向上させることが分かっています。
ポイントは、30分以上眠らないことです。
それ以上眠ると深い睡眠に入ってしまい、目覚めた時にかえって頭がぼーっとする可能性があります。
机に突っ伏すなど、完全に横にならない姿勢で眠るのがおすすめです。
冷たい水で顔や手を洗う
冷たい水の刺激は、交感神経を瞬時に活性化させ、眠気を覚ますのに手軽で即効性のある方法です。
可能であれば、冷たい水で顔を洗うのが最も効果的ですが、それが難しい状況でも、手首や首筋を冷たい水で濡らすだけでも十分に効果があります。
手首や首筋には太い血管が通っているため、ここを冷やすことで体温が下がり、意識をシャキッとさせることができます。
ウェットティッシュで首筋を拭くだけでもリフレッシュになります。
カフェインを含む飲み物を摂取する
コーヒーや緑茶、紅茶などに含まれるカフェインは、脳内で眠気を引き起こすアデノシンという物質の働きを阻害する作用があります。
これにより、覚醒効果が得られ、眠気が軽減されます。
ただし、カフェインを摂取してから効果が現れるまでには20〜30分程度の時間がかかるため、眠気を感じ始める少し前に飲んでおくのが効果的です。
仮眠をとる直前にカフェインを摂取すると、ちょうど目覚める頃に効果が現れ、スッキリと起きられます。
ガムを噛んで脳を刺激する
ガムを噛むという咀嚼運動は、顎の筋肉を動かすことで脳への血流を増加させ、脳機能を活性化させる効果があります。
これにより、眠気を覚まし、集中力を高めることができます。
特に、ミント系のフレーバーのガムは、その清涼感のある強い刺激が加わるため、さらに高い覚醒効果が期待できます。
会議中や授業中でも手軽に取り入れやすく、口を動かすことで単調な作業による眠気を防ぐのにも役立ちます。
軽いストレッチで血行を促進する
長時間同じ姿勢でいると、全身の血行、特に首や肩周りの血流が悪化します。
血行不良は脳への酸素供給を滞らせ、眠気を引き起こす一因となります。
席を立たずにできる簡単なストレッチでも、血行を促進し眠気を覚ますのに有効です。
ゆっくりと首を回したり、肩を大きく上下させたり、両腕を組んで上に伸ばしたりするだけでも効果があります。
少しの時間でも体を動かすことで筋肉の緊張がほぐれ、気分もリフレッシュされます。
眠気覚ましのツボに関するよくある質問
ここでは、眠気覚ましのツボに関して、多くの人が抱きがちな疑問についてお答えします。
Q1. 最も即効性が期待できるツボはどこですか?
中衝(ちゅうしょう)や合谷(ごうこく)がおすすめです。
これらは比較的強い刺激を感じやすく、脳を覚醒させるのに役立つため、即効性が期待できます。
ただし、ツボの効果には個人差があるため、自分にとって最も効果を感じるツボを見つけることが大切です。
Q2. ツボはどれくらいの頻度で押せばよいですか?
眠気を感じた際には、1回あたり3〜5秒程度、2〜5回繰り返して押すのが効果的とされています。心地よいと感じる範囲で行いましょう。あくまで眠気を感じた際の対症療法として活用するのが良いでしょう。
Q3. ツボを押しても眠気が取れない場合はどうすればいいですか?
ツボ押しだけで改善しない頑固な眠気は、慢性的な睡眠不足や睡眠の質の低下、自律神経の乱れなどが根本原因かもしれません。
仮眠やストレッチといった他の対策を試すとともに、食事や運動などの生活習慣を見直すことをおすすめします。
まとめ
仕事中や授業中の急な眠気には、合谷や中衝といった手のツボや、耳のマッサージが周囲にバレにくく即効性が期待できるため有効です。
ツボを押す際は、「痛気持ちいい」強さで、呼吸を意識しながら行うと効果が高まります。
しかし、ツボ押しはあくまで一時的な対策であり、日中の強い眠気は、食生活や睡眠の質、自律神経の乱れが原因である可能性も考えられます。
ツボ押しと合わせて仮眠やストレッチなどを取り入れつつ、根本的な生活習慣の見直しも行いましょう。













