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おまたカイロは良くない?更年期への効果と低温やけど・生理中の注意点

公開日:2026.02.14 更新日:2026.02.13

おまたカイロは良くない?更年期への効果と低温やけど・生理中の注意点を解説します。

おまたカイロは、体を温める効果が期待できる一方で、「良くない」という意見もあり、実践に不安を感じる人もいるかもしれません。
正しく行えば更年期に起こりがちな不調の緩和といったメリットがありますが、使い方を誤ると低温やけどなどのデメリットも存在します。
安全におまたカイロを生活に取り入れるためには、その効果とリスクを正しく理解し、注意点を守ることが重要です。

「おまたカイロは危険」は本当?正しいやり方を知ることが大切

おまたカイロとは、ショーツや布ナプキンの上にカイロを貼り、骨盤周辺やデリケートゾーンを温める温活方法です。
子宮や卵巣といった重要な臓器が集まる部分を直接温めることで、全身の血行促進を目指します。
「危険」というイメージは、主に低温やけどのリスクや、誤ったタイミングでの使用から生じるものです。

そのため、おまたカイロのメリットを安全に得るには、正しい知識を持って実践することが不可欠となります。

「おまたカイロは良くない」と言われる3つの理由

おまたカイロが「良くない」と言われるのには、いくつかの理由があります。
主に、デリケートな部分を温めることによる、特有のリスクやデメリットが指摘されています。
具体的には、皮膚の薄さに起因する低温やけどの危険性、生理中の経血量への影響、そして蒸れやかぶれといった衛生面でのトラブルの可能性が挙げられます。

これらの点を理解し、対策を講じることが安全な実践につながります。

デリケートゾーンは皮膚が薄く低温やけどのリスクがあるため

デリケートゾーンの皮膚は、腕や足など他の部位と比較して非常に薄く、外部からの刺激に敏感な特徴があります。
そのため、熱いと感じにくい温度のカイロでも、長時間同じ場所に当て続けることで低温やけどを引き起こすリスクが高まります。
低温やけどは、痛みや赤みといった自覚症状がないまま、皮膚の深い部分で進行することが少なくありません。

気づいたときには重症化しているケースもあるため、カイロを直接肌に当てない高温の製品は避けるといった基本的な注意を徹底する必要があります。

温めすぎが生理の経血量を増やす可能性があるため

体を温めて血行を促進することは、筋肉の緊張を和らげるなど良い効果をもたらしますが、生理中の過度な温めすぎには注意が必要です。
骨盤周りを集中的に温めることで血管が拡張し、一時的に子宮からの経血量が増加してしまう可能性があります。
出血量が普段より多くなると、貧血を引き起こしたり、ナプキン交換の頻度が増えて不快に感じたりすることがあります。

特に経血量が多い期間は、おまたカイロの使用を控えるか、ごく短い時間にとどめるなどの配慮が求められます。

蒸れやかぶれなど衛生面のトラブルにつながることもあるため

カイロでデリケートゾーン周辺を温めると、その部分の温度や湿度が上昇し、汗やおりものによって蒸れやすい状態になります。
特に通気性の悪い化学繊維の下着やナプキンを着用していると、雑菌が繁殖しやすい環境が作られてしまいます。
この蒸れが原因で、かゆみやかぶれ、においといった肌トラブルを引き起こすことも少なくありません。

おまたカイロを行う際は、吸湿性や通気性に優れた綿素材の下着を選ぶなど、衛生面にも気を配ることが快適に使用するうえで重要です。

特に注意!おまたカイロを避けるべきタイミング

おまたカイロは、いつでも行って良いわけではありません。
体の状態や時間帯によっては、リスクが高まり、かえって不調を招く原因となる可能性があります。

特に、体の状態が通常とは異なる「生理期間中」と、熱さに対する感覚が鈍くなる「就寝時」の使用は、トラブルを避けるために控えるべきとされています。
これらのタイミングを避けることが、安全におまたカイロを続けるための重要なポイントです。

雑菌が繁殖しやすい生理期間中の使用

生理期間中は、ナプキンに排出された経血が雑菌の栄養源となりやすい状態です。
この時期におまたカイロで温めると、デリケートゾーンの温度と湿度がさらに高まり、雑菌がより一層繁殖しやすい環境を作り出してしまいます。
その結果、においが強くなったりかゆみやかぶれといった肌トラブルを引き起こすリスクが高まります。

また、血行が良くなることで経血量が一時的に増える可能性も考慮し、衛生面と身体への影響の両方から、生理中の使用は避けるのが賢明です。

感覚が鈍くなりやすい就寝時の使用

就寝中におまたカイロを使用することは、低温やけどのリスクが非常に高まるため絶対に避けるべきです。
眠っている間は、熱さに対する感覚が鈍くなっており、カイロが適温を超えても気づきにくい状態にあります。
また、寝返りを打つことでカイロが圧迫されたり、意図せず肌に直接触れてしまったりする危険性も潜んでいます。

心地よいと感じる温度でも、長時間皮膚に接触し続けると深いやけどにつながる恐れがあるため、就寝時には必ずカイロを外すようにしてください。

正しく使えば嬉しいことも!おまたカイロに期待できる効果

これまで解説した注意点を守り、正しい方法でおまたカイロを実践すれば、女性の体にとって多くのメリットや嬉しい効果が期待できます。
特に、体の中心である骨盤周りを直接温めることで、全身の血行に良い影響を与え、さまざまな不調の緩和をサポートします。
冷え性や更年期特有の悩み、つらい生理痛など、多くの女性が抱える問題に対して、温活というアプローチでアプローチできるのが大きな魅力です。

骨盤周りの血行を促しつらい冷えを和らげる

おまたカイロの最も代表的な効果は、冷えの緩和です。
子宮や腸などが集まる骨盤周りは、体の中心でありながら冷えやすい部分でもあります。
このエリアをカイロで直接温めることで、太い血管が集中する骨盤内の血行が促進されます。

その結果、温められた血液が全身を巡り、冷えを感じやすい手足の末端まで温かさが届きやすくなります。
冬の厳しい寒さ対策はもちろん、夏場のクーラーによる体の冷えすぎを防ぐためにも有効な手段となります。

更年期に起こりがちな不調の緩和をサポートする

更年期は、女性ホルモンの分泌量が大きく変動することで、自律神経のバランスが乱れやすくなる時期です。
その結果、冷えやのぼせ、ほてり、気分の浮き沈みといった、さまざまな心身の不調が現れることがあります。
おまたカイロで骨盤周辺をじんわりと温めることは、血行を促進して自律神経の働きを整える助けとなり、これらの不調を穏やかにサポートする効果が期待できます。

体を温めることによるリラックス作用も、更年期を穏やかに過ごす一助となります。

つらい生理痛や腰の重さを軽減する

生理痛の主な原因の一つは、骨盤内の血行不良です。
血流が滞ると、子宮の筋肉が過剰に収縮して痛みが発生しやすくなります。
おまたカイロで下腹部や、お尻の割れ目の上にある仙骨あたりを温めると、骨盤内の血流が改善され、子宮の筋肉の緊張が和らぎます。

これにより、生理に伴う下腹部の痛みや腰の重さ、いわゆる腰痛の軽減が期待できます。
薬に頼る前に試せるセルフケアとしても、多くの女性に取り入れられています。

低温やけどを防ぐ!安全なおまたカイロの正しい使い方

おまたカイロを安全に楽しむためには、最大の注意点である低温やけどを確実に防ぐ使い方が不可欠です。
デリケートゾーンの皮膚は非常に薄く、熱によるダメージを受けやすいため、正しい知識を持って実践することが自分の体を守ることにつながります。

カイロの貼り方から選び方、使用時間まで、基本的なルールを守ることで、リスクを最小限に抑えながら温活の効果を得ることが可能になります。

カイロは肌に直接当てず下着や布ナプキンの上に貼る

低温やけどを防ぐためには、カイロを肌に直接貼らないことが非常に重要です。カイロを使用する際は、衣類の上から貼るようにし、長時間同じ場所に当て続けないこと、就寝時には使用しないことなど、製品に記載されている注意書きをよく読んで正しく使用してください。肌とカイロの間に適切な素材を挟むことで、熱の伝わり方が緩やかになり、やけどのリスクを軽減できます。

デリケートゾーン専用のカイロや温熱シートを選ぶ

一般的な衣類に貼るタイプの使い捨てカイロは、発熱温度が高めに設定されていることが多く、デリケートゾーンに使用するには熱すぎることがあります。
安全性を考慮するなら、デリケートゾーンへの使用を想定して開発された専用のカイロや温熱シートを選ぶのがおすすめです。
これらの製品は、発熱温度が低めに調整されていたり、よもぎなどのハーブ成分が配合されていたりするなど、肌への負担が少なくなるよう工夫されています。

初心者の方でも安心して試しやすい選択肢です。

長時間ずっと同じ場所を温め続けない

どんなに快適に感じても、カイロを長時間にわたって同じ場所に貼り続けるのは避けるべきです。
同じ部位が継続的に加熱されると、皮膚に熱が蓄積し、低温やけどのリスクが高まります。
製品パッケージに記載されている使用時間は必ず守りましょう。

また、使用中も時々カイロを貼る位置を少しずらしたり、一度ショーツから剥がして肌が赤くなっていないか確認したりする習慣をつけると、より安全です。
自分の肌の状態をこまめにチェックすることが大切です。

少しでも「熱い」と感じたらすぐに使用を中止する

低温やけどは「心地よい」と感じる温度でも起こりうるため、油断は禁物です。
もし使用中に少しでも「熱い」と感じた場合は、我慢せずに直ちに使用を中止してください。
その時点で、皮膚はすでにかなりの熱的ストレスを受けている可能性があります。

「もったいない」という気持ちから使い続けると、水ぶくれや痛みを伴うやけどにつながる恐れがあります。
自分の感覚を信じ、違和感を覚えたらすぐカイロを外すという判断が、トラブルを防ぐうえで最も重要です。

おまたカイロに関するよくある質問

おまたカイロを始めるにあたり、基本的な使い方以外にもさまざまな疑問が浮かぶかもしれません。
ここでは、妊活中の使用の可否や、毎日のように続けても良いのか、またカイロを貼る際の服装の選び方など、多くの人が気になる点についてQ&A形式で解説します。
これらの疑問を解消し、より安心して温活に取り組めるようにしましょう。

Q1.妊活中におまたカイロをしても大丈夫ですか?

体を温めて子宮や卵巣への血流を促すことは、妊活において良い影響をもたらすと考えられています。
そのため、温活の一環としておまたカイロを取り入れることは基本的に問題ありません。
ただし、高温期や排卵後などは温めすぎに注意し、もし不安な点があればかかりつけの医師に相談してから行うようにしましょう。

Q2.おまたカイロは毎日続けても問題ないのでしょうか?

低温やけどやかぶれなどの肌トラブルがなければ、毎日おまたカイロを続けても問題ありません。
ただし、肌への負担を考慮し、時には肌を休ませる日を設けたり、1日の使用時間を短くしたりする工夫も有効です。
肌の乾燥やかゆみなど、少しでも違和感がある場合は、無理に毎日続けるのは避け、肌の状態が落ち着くまで休みましょう。

Q3.カイロを貼るときはどんな服装や下着を選べば良いですか?

通気性が良く、肌に優しい天然素材の下着を選ぶのがおすすめです。
綿やシルク素材のショーツは、蒸れを防ぎかぶれのリスクを減らします。
服装は、体を締め付けるスキニーパンツのようなデザインは避け、ゆとりのあるスカートやワイドパンツなどを選ぶと、熱がこもりにくく快適です。

リラックスできる服装を心がけてください。

まとめ

おまたカイロは、正しい使い方をしない場合に低温やけどや衛生上のトラブルを招く可能性があり、これが「良くない」と言われる主な理由です。
特に、肌への直接的な使用や就寝時の使用は避けるべき行為です。
しかし、これらの注意点を遵守し、生理中などの不適切なタイミングを避ければ、骨盤周りを温めることによる冷えの緩和や、更年期・生理時の不調を和らげるサポートといったメリットが期待できます。

安全な方法を理解し、自身の体調と相談しながら温活の一つとして取り入れることが求められます。

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この記事の監修者

成澤佳希

成澤 佳希

錦糸町はり灸院 院長

日本健康医療専門学校卒業後、株式会社ブレイシングに入社。
系列院の本八幡鍼灸院で7年勤務した後、錦糸町はり灸院に異動。
現在は勤務10年目となり、錦糸町はり灸院の院長として従事。
不妊、男性不妊、自律神経症状などの幅広く貢献している。

《資格》

はり師、きゅう師

《経歴》

日本健康医療専門学校

錦糸町はり灸院

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