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エストロゲンを増やすツボ治療5選|症状別に効く場所と押し方

公開日:2026.02.13 更新日:2026.02.12

エストロゲンを増やすツボ治療5選|症状別に効く場所と押し方について解説します。

女性ホルモンを増やすには、日々のセルフケアが重要です。
特に東洋医学に基づくツボ押しは、自律神経やホルモンバランスを整える手軽な方法として注目されています。
この記事では、薬に頼らない治療の一環として、エストロゲンの分泌を促し、女性特有の不調を和らげる効果が期待できるツボとそのマッサージ方法を、お悩みの症状別に詳しく解説します。

はじめに|女性ホルモン(エストロゲン)の減少で起こる体のサインとは?

女性ホルモンの一種であるエストロゲンは、女性の心と体の健康に深く関わっています。
一般的に40代以降に減少が目立ちますが、ストレスや不規則な生活習慣により、20代や30代でもバランスが乱れることがあります。
そのサインとして、月経不順やPMS(月経前症候群)、肌の乾燥やハリ不足、イライラや気分の落ち込み、疲れやすさなどが現れます。

これらの不調は、エストロゲンの分泌量が不安定になっていることの表れかもしれません。

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【お悩み別】エストロゲンを増やす効果が期待できる5つのツボ

女性ホルモンのバランスを整えるためには、ツボを刺激して気血の巡りを良くする方法が有効です。
ツボ押しは、自律神経の働きを整え、ホルモン分泌を司る器官に間接的にアプローチすることで、心身の不調を和らげる効果が期待できます。
これから紹介する5つのツボは、更年期症状や月経トラブル、美容の悩みなど、女性特有の症状に対応するものです。

ご自身の体調に合わせて、適切なツボを選び、日々のセルフケアに取り入れてみてください。

①更年期のイライラや気分の落ち込みには「内関(ないかん)」

内関は、手のひら側の手首の付け根にある太いシワから、ひじに向かって指3本分進んだところにある2本の太い筋の間に位置します。
このツボは、精神的な安定に関わる心包経という経絡に属しており、自律神経の乱れを整える働きが期待できます。
特に、更年期に起こりがちなイライラや不安感、気分の落ち込み、動悸などの緩和に役立ちます。

押し方は、親指の腹をツボに当て、息を吐きながら5秒ほどゆっくりと圧を加え、息を吸いながら緩める動作を繰り返します。
深い呼吸を伴うヨガや軽い運動と組み合わせると、リラックス効果が一層高まります。

②つらい生理痛や月経不順の改善には「三陰交(さんいんこう)」

三陰交は、足の内くるぶしの最も高い点から、すねの骨に沿って指4本分上に上がったところにあります。
このツボは、肝経・脾経・腎経という3つの重要な経絡が交わる場所であることから、特に婦人科系の不調全般に効果が高いとされ、「女性のツボ」とも呼ばれています。
三陰交を刺激することで、骨盤内の血流が促進され、冷え性の改善や生理痛の緩和、月経不順の調整に繋がります。

親指の腹をツボに当て、骨の内側に向かって心地よいと感じる強さでじっくりと押してください。
ただし、子宮の収縮を促す作用があるため、妊娠中の方はこのツボへの強い刺激を避ける必要があります。

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③ほてりやのぼせ、足の冷えには「湧泉(ゆうせん)」

湧泉は、足の裏の中央よりやや指寄りにあり、足の指を内側に曲げたときに最もくぼむ部分に位置します。
「生命エネルギーが泉のように湧き出る」という意味を持つツボで、全身の活力を高める効果が期待できます。
特に、下半身の冷えと上半身ののぼせが同時に起こる、更年期特有の「冷えのぼせ」の症状緩和に有効です。

また、腎臓の働きを助け、体の余分な熱を冷ます作用があるため、ほてりや不眠の改善にも役立ちます。
両手の親指を重ねてツボに当て、息を吐きながら3〜5秒かけてゆっくり押し、息を吸いながら力を抜く動作を繰り返しましょう。

④妊活のサポートやエイジングケアには「関元(かんげん)」

関元は、体の中心線上で、おへそから指4本分真下にあります。
「丹田」とも呼ばれ、生命エネルギーを蓄える重要な場所とされています。
このツボを刺激することで、下腹部が温まり、骨盤内の血行が促進されるため、生殖機能を高める効果が期待できます。

妊活中の体づくりや、生理不順の改善に役立つツボです。
また、全身の気力を充実させることから、エイジングケアや疲労回復にも繋がります。
押す際は、仰向けに寝て膝を立て、両手の中指を重ねてツボに置き、息を吐きながらゆっくりと優しく圧をかけましょう。
使い捨てカイロなどで温めるのも効果的です。

⑤美肌やバストアップを目指したい方には「膻中(だんちゅう)」

膻中は、胸の中央、左右の乳頭を結んだ線の真ん中に位置します。
胸の中心にあるこのツボは、ストレスを緩和し、気の巡りをスムーズにする働きがあります。
膻中を刺激することで、胸部の血行が促進され、女性ホルモンの分泌が活発になるといわれています。

これにより、バストアップや肌のハリを保つ効果が期待できます。
また、呼吸を深くする作用もあるため、不安や緊張を感じたときに優しくマッサージすると、気持ちが落ち着きます。
人差し指か中指の腹で、円を描くように優しくなでるか、息を吐きながらゆっくりと押すように刺激してください。

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ツボ押しの効果を最大限に引き出す3つのポイント

ツボの場所が分かっても、ただやみくもに押すだけでは十分な効果を得られません。
ツボ押しの効果を最大限に引き出すためには、押す強さ、呼吸、そしてタイミングという3つのポイントを意識することが重要です。
これらの基本を押さえることで、セルフケアの質が高まり、心身の不調改善により効果的にアプローチできます。

これから解説するポイントを実践し、日々の習慣に取り入れてみましょう。

ポイント①:押す強さは「痛いけど気持ちいい」程度に調整する

ツボ押しを行う際、強ければ強いほど効果があるわけではありません。
最適な強さは、「痛いけれど気持ちいい」と感じる程度です。
痛みを我慢するほど強く押してしまうと、筋肉が防御反応で硬直してしまい、かえって血行を妨げる原因になりかねません。

逆に、刺激が弱すぎても効果は得られにくくなります。
まずは親指の腹などを使い、ゆっくりと圧をかけていき、自分が最も心地よいと感じるポイントを探しましょう。
体の状態は日々変化するため、その日のコンディションに合わせて強さを微調整することが大切です。

ポイント②:深い呼吸を意識しながらゆっくり刺激する

ツボ押しの効果を高めるためには、呼吸との連動が欠かせません。
ツボを押すときは、息を止めずに、深くゆったりとした呼吸を意識しましょう。
基本的なリズムは、鼻からゆっくり息を吸い、口から細く長く息を吐きながらツボに圧をかけていきます。

そして、息を吸うタイミングでゆっくりと力を抜きます。
この深い呼吸は、心身をリラックスさせる副交感神経を優位にし、自律神経のバランスを整える効果があります。
リラックスした状態で行うことで、筋肉の緊張がほぐれ、刺激が体の深部まで届きやすくなります。

ポイント③:体が温まっている入浴後や就寝前に行うのがおすすめ

ツボ押しは、行うタイミングによっても効果が変わります。
特におすすめなのが、体が温まっている入浴後です。
入浴によって全身の血行が促進され、筋肉がほぐれているため、ツボ押しの効果がより高まります。

また、心身がリラックスモードに切り替わる就寝前に行うのも良いでしょう。
副交感神経が優位になり、深いリラックス効果が得られるため、質の高い睡眠へとつながります。
一方で、食後すぐや飲酒後、発熱時など体調が優れないときは、体に負担をかける可能性があるためツボ押しは避けるようにしてください。

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ツボ押しと合わせて実践したい!エストロゲンのためのセルフケア習慣

ツボ押しは女性ホルモンのバランスを整える上で有効な手段ですが、その効果を維持し、根本的な体質改善を目指すには、生活習慣全体を見直すことが不可欠です。
特に「食事」「睡眠」「ストレスケア」は、ホルモンバランスに大きく影響します。
ツボ押しという外側からのアプローチに加え、これらの生活習慣を整える内側からのケアを組み合わせることで、より健やかで安定した心身の状態を保つことが期待できます。

大豆製品などを取り入れたバランスの良い食生活を心がける

女性ホルモンのバランスを整えるためには、日々の食生活が非常に重要です。
特に、大豆に含まれる「大豆イソフラボン」は、体内でエストロゲンと似た働きをすることが知られています。
豆腐や納豆、豆乳、味噌などの大豆製品を積極的に食事に取り入れることをお勧めします。

ただし、特定の食品に偏るのではなく、様々な食材から栄養を摂るバランスの良い食事が基本です。
ホルモンの生成や代謝を助けるビタミンB6(マグロ、カツオなど)や、血行を促進するビタミンE(アーモンド、アボカドなど)も意識して摂取すると良いでしょう。

ホルモンバランスを整えるために質の高い睡眠を確保する

睡眠は、体の休息だけでなく、ホルモン分泌の調整においても重要な役割を担っています。
睡眠中に多くのホルモンが分泌・調整されるため、慢性的な睡眠不足は自律神経の乱れを引き起こし、ホルモンバランスの悪化に直結します。
質の高い睡眠を確保するためには、毎日なるべく同じ時間に就寝・起床し、生活リズムを整えることが基本です。

また、就寝1〜2時間前にはスマートフォンやパソコンの使用を控え、寝室の照明を暗くするなど、心身がリラックスできる環境を整える工夫も効果的です。

適度な運動や趣味の時間でストレスを上手に発散する

過度なストレスは、ホルモン分泌をコントロールする脳の視床下部に直接影響を与え、バランスを乱す大きな原因となります。
そのため、ストレスを溜め込まず、上手に発散する方法を見つけることが大切です。
ウォーキングやストレッチ、ヨガなどの適度な運動は、血行を促進し、気分をリフレッシュさせる効果があります。

また、運動に限らず、読書や音楽鑑賞、友人との会話など、自分が心から楽しいと感じる趣味の時間を持つことも、有効なストレス解消法です。
自分に合った方法で、こまめに心と体を解放してあげましょう。

エストロゲンを増やすツボに関するよくある質問

エストロゲンを増やすためのセルフケアとしてツボ押しを始めるにあたり、効果的な頻度や期間、注意すべき点など、さまざまな疑問が浮かぶかもしれません。
ここでは、ツボ押しに関して多くの方が抱く質問とその回答をまとめました。
これらの情報を参考に、安心して日々のケアを実践してください。

疑問点を解消し、より効果的にツボ押しを生活に取り入れていきましょう。

Q1. ツボ押しはどのくらいの頻度で行うのが効果的ですか?

毎日継続することが理想的です。
1日に1〜2回、各ツボを数分程度刺激するだけでも構いません。
大切なのは、一度に長時間行うよりも、無理のない範囲で習慣化することです。

特に体がリラックスしている入浴後や就寝前の時間帯に行うと、より効果を実感しやすくなります。

Q2. どのくらいの期間続ければ効果を実感できますか?

効果の現れ方には個人差がありますが、体質改善には時間がかかるため、まずは1〜3ヶ月続けることを一つの目安としてください。
ツボ押しは薬のように即効性があるものではなく、継続することで少しずつ体質を整えていくセルフケアです。
焦らず、日々の習慣として気長に取り組むことが重要です。

Q3. 妊娠中や生理中に押さない方が良いツボはありますか?

妊娠中は、子宮の収縮を促す可能性がある「三陰交」や、腹部・腰部のツボへの強い刺激は避けるべきです。
自己判断せず、かかりつけの医師や鍼灸師などの専門家に相談してください。
生理中は基本的に問題ありませんが、体調が優れない場合は無理をせず、刺激を弱めるなどの調整が必要です。

まとめ

本記事では、女性ホルモン(エストロゲン)のバランスを整えるために、自分でできるツボ押しについて解説しました。
更年期の不調や月経トラブル、美容の悩みといった症状別に効果が期待できる5つのツボ(内関、三陰交、湧泉、関元、膻中)の場所と押し方、そしてセルフケアの効果を高めるためのポイントを紹介しました。
ツボ押しは、日々の生活に手軽に取り入れられる有効な手段です。

さらに、バランスの取れた食事や質の良い睡眠、適切なストレス管理といった生活習慣の見直しを並行して行うことで、より根本的な体質改善につながります。
ただし、症状が重い場合やセルフケアで改善が見られない場合は、医療機関を受診することも検討してください。

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この記事の監修者

成澤佳希

成澤 佳希

錦糸町はり灸院 院長

日本健康医療専門学校卒業後、株式会社ブレイシングに入社。
系列院の本八幡鍼灸院で7年勤務した後、錦糸町はり灸院に異動。
現在は勤務10年目となり、錦糸町はり灸院の院長として従事。
不妊、男性不妊、自律神経症状などの幅広く貢献している。

《資格》

はり師、きゅう師

《経歴》

日本健康医療専門学校

錦糸町はり灸院

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