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生理でだるい・眠い…何もしたくない時の原因と対処法|寝て過ごしても大丈夫

公開日:2026.01.08 更新日:2026.01.08

生理でだるい・眠い…何もしたくない時の原因と対処法|寝て過ごしても大丈夫について解説します。

生理が近づくと、どうしようもなく体がだるくなったり、一日中眠いと感じたりして、何もする気が起きないことがあります。
このような不調は多くの女性が経験するもので、決して特別なことではありません。

この記事では、生理中に何もしたくなくなるほどの強いだるさや眠気がなぜ起こるのか、その原因を詳しく解説します。
あわせて、辛い症状を少しでも和らげるための具体的な対処法も紹介するので、自分を責めずに体を休めるための参考にしてください。

生理中に「何もしたくない…」と感じるのはあなただけではありません

生理前や生理中に、強いだるさや眠気、無気力感に襲われ、「何もしたくない」と感じることは、決して珍しいことではありません。

多くの女性が同じような心身の不調を経験しており、それは決して「怠け」や「甘え」が原因ではないのです。

このような症状は、女性ホルモンの周期的な変動によって引き起こされる、体の自然な反応の一つと言えます。

仕事や家事が手につかず、ただ横になっていたいと感じる自分を責めてしまうかもしれませんが、まずは「これは自分だけではないのだ」と理解し、心と体を休ませることを優先的に考えることが回復への第一歩となります。

なぜ生理中は異常にだるくて眠い?考えられる3つの原因

生理中に普段とは違う、抗えないほどの眠気やだるさを感じるのには、明確な理由が存在します。
主な原因は、女性ホルモンの急激な変動、それに伴う自律神経の乱れ、そして精神の安定に関わる脳内物質の不足です。

なぜこれほど眠いのか、体が重く感じるのか、そのメカニズムを知ることで、自分の体の変化に納得でき、漠然とした不安も和らぎます。
ここでは、生理中に起こる不調の背景にある3つの主要な原因について、それぞれ詳しく見ていきます。

原因①:女性ホルモン(プロゲステロン)の急激な変動

生理前の不調の大きな原因は、女性ホルモンの一種であるプロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌量の変化にあります。
排卵後から生理前にかけてプロゲステロンの分泌量はピークに達しますが、このホルモンには眠気を誘う作用や体温を上昇させる働きがあります。
そのため、日中も体が休息モードに入りやすくなり、強い眠気を感じるのです。

そして、生理が始まるとプロゲステロンの分泌量は急激に減少し、このホルモンバランスの大きな変動が体にストレスを与え、だるさや倦怠感、気分の落ち込みといったさまざまな不調を引き起こす原因となります。

原因②:自律神経の乱れによる体温調節の不調

女性ホルモンの急激な変動は、心身のオンオフを切り替える自律神経のバランスにも影響を及ぼします。
自律神経が乱れると、体温調節機能がうまく働かなくなり、血行不良を引き起こしやすくなります。
体が冷えると、だるさや疲労感をより強く感じるようになります。

また、プロゲステロンの影響で上昇していた基礎体温が、生理開始とともに下がることも、自律神経の乱れを助長する一因です。
活動的になるべき日中に交感神経が優位にならず、リラックスモードの副交感神経が働き続けることで、日中の眠気や倦怠感につながります。

原因③:セロトニン不足が引き起こす気分の落ち込み

生理前になると、女性ホルモンであるエストロゲン(卵胞ホルモン)が減少します。
このエストロゲンの減少は、精神の安定に深く関わる脳内物質「セロトニン」の分泌低下を招きます。
セロトニンは「幸せホルモン」とも呼ばれ、不足すると気分の落ち込みやイライラ、不安感、意欲の低下といった精神的な症状が現れやすくなります。
これが「何もしたくない」という無気力な感情の正体です。

また、セロトニンは睡眠を促すホルモン「メラトニン」の原料でもあるため、セロトニンが不足すると睡眠の質が低下し、日中の強い眠気を引き起こす原因にもなります。

「もう寝ていたい…」生理で何もしたくない時の具体的な対処法

強いだるさや眠気で何もしたくないと感じる時は、無理に活動しようとせず、まずは体を休めることが最も重要です。
しかし、少しでも快適に過ごすための工夫を取り入れることで、辛い症状を和らげることが可能です。

ここでは、辛い時期を乗り切るための具体的な対処法をいくつか紹介します。
自分に合った方法を見つけて、心と体を労わる時間を作ってみてください。
日常生活に手軽に取り入れられるセルフケアが、不快な症状の軽減に役立ちます。

無理は禁物!まずは体を休めることを最優先に

生理中の強いだるさや眠気は、体が休息を必要としている明確なサインです。
このサインを無視して無理に活動を続けると、症状が悪化し、回復が遅れてしまう可能性があります。
やるべきことがあっても、まずは自分の体を最優先に考え、意識的に休息時間を確保することが大切です。

可能であれば睡眠時間を十分に確保し、日中でも横になって体を休める時間を作りましょう。
スマートフォンやパソコンの画面から離れ、目や脳を休ませることも心身のリラックスにつながります。
罪悪感を抱く必要はなく、体を休めることが今の自分にとって最も重要な仕事だと考えましょう。

体を芯から温めて血行を促進する

生理中はホルモンバランスの変化により血行が悪化しやすく、体が冷えることでだるさや痛みといった不調が増すことがあります。
体を内側と外側から温め、血行を促進させることが症状緩和に効果的です。
ぬるめのお湯にゆっくりと浸かる全身浴や、足湯を取り入れるのがおすすめです。

時間がない場合でも、腹巻きやカイロ、温かいブランケットなどを使って、特にお腹や腰周りを重点的に温めましょう。
また、カフェインの入っていないハーブティーや白湯、生姜湯といった温かい飲み物を飲むことも、体を芯から温め、リラックス効果を高めるのに役立ちます。

鉄分やビタミンB6など不足しがちな栄養素を食事で補う

生理中は経血とともに多くの鉄分が失われるため、貧血気味になりやすく、これがだるさや疲労感の原因となることがあります。
鉄分を豊富に含むレバーや赤身の肉、ほうれん草、あさりなどを食事に積極的に取り入れましょう。

また、女性ホルモンのバランスを整える働きがあるビタミンB6も意識して摂取したい栄養素です。
ビタミンB6は、カツオやマグロなどの魚類、鶏肉、バナナなどに多く含まれています。
これらの栄養素をバランス良く摂ることで、体の内側から不調をケアすることができます。
一度にたくさん食べるのが難しい場合は、数回に分けて少しずつ口にするのがよいでしょう。

血糖値の乱高下を避けるため甘いものやカフェインは控える

生理中は無性に甘いものが食べたくなることがありますが、砂糖を多く含むお菓子やジュースは血糖値を急激に上昇させた後、急降下させます。
この血糖値の乱高下は、イライラやだるさ、眠気をさらに悪化させる原因となるため注意が必要です。

また、眠気覚ましに頼りがちなコーヒーなどのカフェインも、交感神経を過度に刺激し、自律神経の乱れを助長する可能性があるため、この時期は控えるのが賢明です。
食事はよく噛んでゆっくり食べ、間食には血糖値の上昇が緩やかなナッツやドライフルーツ、ヨーグルトなどを選ぶと、心身の状態を安定させやすくなります。

軽いストレッチやマッサージで心身をほぐす

じっとしているのが辛いけれど、激しい運動はできないという時には、無理のない範囲で体を動かすのがおすすめです。
軽いストレッチは血行を促進し、筋肉の緊張を和らげる効果があります。
特に、腰回りや股関節、肩甲骨周辺をゆっくりと伸ばすと、だるさや重さが軽減されます。
ベッドや布団の上で行える簡単なもので十分です。

また、ふくらはぎや足裏などを優しくマッサージするのも血流改善に役立ちます。
深呼吸をしながら行うと、リラックス効果が高まり、自律神経のバランスを整える助けにもなります。
あくまで心地よいと感じる範囲で行うことがポイントです。

アロマや音楽でリラックスできる環境を整える

心身が敏感になっている生理中は、五感に働きかけてリラックスを促すことも有効な対処法です。
嗅覚は脳に直接働きかけるため、アロマの香りは心身の緊張を和らげるのに役立ちます。
ラベンダーやカモミール、オレンジスイートなど、鎮静作用やリラックス効果のあるエッセンシャルオイルをアロマディフューザーで香らせたり、ティッシュに数滴垂らして枕元に置いたりするのもよい方法です。

また、ヒーリングミュージックや好きなアーティストの穏やかな曲を聴くことも、心を落ち着かせます。
照明を暗めにするなど、自分が最も安らげる空間を意識的に作り出しましょう。

仕事や家事を乗り切るための3つのヒント

生理中の辛い症状を抱えながら、日々の仕事や家事をこなすのは大きな負担です。
特に働く女性や家庭を切り盛りする主婦にとって、休むこと自体が難しい場合もあります。

しかし、少し考え方を変えたり、周りの協力を得たりすることで、心身の負担を軽減することは可能です。
ここでは、無理せずこの時期を乗り切るための3つのヒントを紹介します。
自分を追い詰めず、上手に休息を取り入れながら過ごすための参考にしてください。

「今日は何もしない日」と割り切って自分を許す

生理で特に体調が優れない日には、「今日は何もしない」と決めてしまう勇気が大切です。
完璧に家事をこなしたり、いつも通りに仕事を進めたりしようとすると、心身へのプレッシャーが増し、かえって症状を悪化させてしまうことがあります。

食事は簡単なもので済ませたり、掃除は明日に回したりするなど、自分の中でのハードルを思い切り下げましょう。
あらかじめ生理周期を把握し、辛くなりそうな日を「休息デー」として予定に組み込んでおくのも一つの方法です。
自分を甘やかし、回復に専念することを許可することで、罪悪感なく体を休めることができます。

パートナーや家族に辛い症状を正直に伝える

体調の辛さを一人で抱え込まず、パートナーや家族といった身近な人に正直に伝えることが重要です。
具体的に「お腹が痛くて動くのが辛い」「だるくて起き上がれない」など、自分の状態を言葉にして話すことで、相手も状況を理解しやすくなります。

協力を求めることに遠慮を感じるかもしれませんが、家事の分担をお願いしたり、少しの間静かに休ませてほしいと伝えたりすることで、心身の負担は大きく軽減されます。
我慢せずに助けを求めることは、自分自身を大切にするための必要な行動であり、周囲の理解を得るきっかけにもなります。

どうしても辛い時は仕事を休む勇気を持つ

だるさや眠気、痛みなどがひどく、仕事に集中できない状態で無理に出勤しても、生産性が上がらないばかりか、症状を長引かせる原因にもなります。
どうしても辛い時には、仕事を休むという選択をすることも必要です。

生理による不調は、風邪などと同じように正当な休養の理由になります。
会社に生理休暇の制度があれば積極的に活用し、ない場合でも体調不良として有給休暇などを取得することを検討しましょう。
自分の健康を守ることを最優先に考える姿勢が、長期的に見ても仕事と健やかに向き合い続けるために不可欠です。

その症状、もしかしたら病気かも?婦人科へ相談する目安

セルフケアを試しても症状が改善されなかったり、毎月のように日常生活に大きな支障が出たりする場合は、単なる生理前の不調ではなく、治療が必要な病気が背景にある可能性も考えられます。
我慢しすぎず、専門家である婦人科医に相談することが大切です。

婦人科では、症状を和らげるための薬の処方など、様々なアプローチでサポートを受けられます。
ここでは、どのような状態であれば婦人科を受診すべきか、その目安について解説します。

日常生活に支障が出るほどの不調はPMSやPMDDの可能性も

生理前の不調によって、仕事や学校を休んでしまったり、人間関係のトラブルが増えたりするなど、日常生活に明らかな支障が出ている場合、それは月経前症候群(PMS)かもしれません。
PMSは身体的な症状から精神的な症状まで多岐にわたります。

特に、気分の落ち込み、怒り、不安、絶望感といった精神的な症状が極端に強く、自分で感情をコントロールできないと感じる場合は、より重い症状である月経前不快気分障害(PMDD)の可能性が考えられます。
これらの症状は意志の力だけでコントロールできるものではないため、専門的な診断と治療が必要です。

婦人科では低用量ピルや漢方薬などの治療が受けられる

婦人科を受診すると、問診や検査を通じて症状の原因を探り、一人ひとりに合った治療法を提案してもらえます。
代表的な薬の治療法としては、ホルモンバランスの波を緩やかにして症状を安定させる低用量ピルがあります。
低用量ピルはPMSやPMDD、生理痛の改善に高い効果が期待されます。

また、体全体のバランスを整えることを目的とした漢方薬の処方も選択肢の一つです。
その他、症状に応じて鎮痛薬や、精神的な不調が強い場合には抗うつ薬などが処方されることもあります。
専門医に相談することで、辛い症状をコントロールし、快適な日常を取り戻すための道筋が見つかります。

生理のだるさに関するよくある質問

生理中に感じるだるさや眠気については、多くの人が共通の悩みを抱えています。
「寝てばかりいるのは怠けているのでは?」という罪悪感や、「この辛さを今すぐ何とかしたい」という切実な思いは、決して特別なものではありません。

ここでは、生理のだるさに関するよくある質問とその回答をまとめました。
正しい知識を得て、不安や疑問を解消するための一助としてください。

Q1. 生理中に寝てばかりいるのは、甘えや怠けなのでしょうか?

甘えや怠けではありません。
女性ホルモンの影響で、生理中には抗えないほどの強い眠気が生じることがあります。

これは体が休息を求めているサインであり、無理に活動するよりも睡眠を優先することが心身の回復につながります。
罪悪感を抱かず、自分の体を労わることを最優先にしてください。

Q2. だるさを少しでも和らげるために、すぐにできることはありますか?

体を温めることが手軽で効果的な対処法です。
腹巻きやカイロでお腹や腰を温めたり、ノンカフェインの温かい飲み物を飲んだりして血行を促進しましょう。

また、ベッドの上でできるような軽いストレッチで筋肉の緊張をほぐすのも、だるさの緩和におすすめです。
無理のない範囲で試してください。

Q3. 毎月のようにひどい眠気とだるさに襲われます。病院に行くべきですか?

仕事や日常生活に支障が出るほどのひどい眠気やだるさが毎月続くようであれば、婦人科への受診を検討しましょう。
月経前症候群(PMS)や月経前不快気分障害(PMDD)の可能性も考えられます。

低用量ピルや漢方薬など、症状を緩和するための適切な治療法があります。

まとめ

生理中に「だるい」「眠い」「何もしたくない」と感じるのは、女性ホルモンの変動によって引き起こされる自然な身体反応です。
決して甘えや怠けではなく、体が休息を求めているサインと捉え、自分を責めずに休むことを優先しましょう。
体を温めたり、栄養バランスの取れた食事を心がけたりするセルフケアは、症状の緩和に役立ちます。

もしセルフケアだけでは改善せず、日常生活に支障をきたすほどの不調が続く場合は、月経前症候群(PMS)などの可能性も視野に入れ、婦人科へ相談することも検討してください。
自分の体と向き合い、適切な対処法を見つけることが重要です。

この記事の監修者

成澤佳希

成澤 佳希

錦糸町はり灸院 院長

日本健康医療専門学校卒業後、株式会社ブレイシングに入社。
系列院の本八幡鍼灸院で7年勤務した後、錦糸町はり灸院に異動。
現在は勤務10年目となり、錦糸町はり灸院の院長として従事。
不妊、男性不妊、自律神経症状などの幅広く貢献している。

《資格》

はり師、きゅう師

《経歴》

日本健康医療専門学校

錦糸町はり灸院

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