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不妊になりやすい職業ランキング【男女別】原因と今からできる対策

公開日:2026.03.15 更新日:2026.03.15

不妊になりやすい職業ランキング【男女別】原因と今からできる対策

不妊になりやすい職業は、特定の職種そのものというより、それに伴う働き方や生活習慣に起因するケースがほとんどです。
本記事では、不妊のリスクを高める可能性のある職業をランキング形式で男女別に解説します。
女性も男性も、自身の働き方を見つめ直し、今日からできる対策を始めるきっかけとしてください。

はじめに|特定の職業だけでなく「働き方」が不妊のリスクを高める

不妊は決して特別なことではなく、検査や治療を経験した夫婦は、今や約4.4組に1組にのぼるとされています。
特定の職業が直接不妊を引き起こすわけではなく、その職業に多い「不規則な勤務」「強いストレス」「身体的負担」といった働き方が、ホルモンバランスや心身の状態に影響を与え、結果的に妊娠しにくい身体環境をつくる一因となります。

不妊につながりやすい職業に共通する3つの特徴

不妊につながりやすい職業に共通する3つの特徴妊娠しにくい身体環境につながる職業には、大きく分けて3つの共通点があります。
それは、生活リズムの乱れ、過度なストレス、そして身体的な負担です。
これらは互いに影響し合い、ホルモンバランスの乱れや血行不良などを引き起こし、男女双方の生殖機能に影響を及ぼす可能性があります。

自身の職場環境がこれらに当てはまるか確認してみましょう。

特徴①:夜勤や交代制勤務による不規則な生活リズム

夜勤や交代制勤務は、体内時計を乱す大きな要因です。
睡眠と覚醒のリズムが崩れると、ホルモン分泌を司る自律神経のバランスが乱れやすくなります。
女性の場合は排卵周期の乱れや無排卵、男性の場合は精子の質を保つためのホルモン分泌に影響が出ることがあります。

規則正しい生活が妊活の基本であるため、不規則な勤務形態は大きな課題となります。

特徴②:人間関係やノルマによる過度な精神的ストレス

職場の人間関係の悩みや、厳しいノルマ、成果に対するプレッシャーは、心身に大きなストレスを与えます。
過度なストレスは、血管を収縮させて血行を悪化させたり、ホルモンバランスを乱したりする原因になります。
特に、脳の視床下部はストレスの影響を受けやすく、生殖機能に関する指令がうまく伝わらなくなることで、排卵や精子形成に支障をきたす場合があります。

 

特徴③:長時間の同じ姿勢や身体の冷えといった身体的負担

長時間のデスクワークや立ち仕事は、特定の筋肉に負担をかけ、全身の血行を悪化させます。
特に骨盤周りの血流が滞ると、女性の子宮や卵巣、男性の精巣に十分な栄養や酸素が行き渡りにくくなり、機能低下を招く恐れがあります。

また、オフィスの冷房などによる身体の冷えも血行不良を助長し、妊娠しにくい身体環境をつくる一因と考えられています。

【女性編】不妊リスクを高める可能性がある職業と原因

【女性編】不妊リスクを高める可能性がある職業と原因女性の身体はホルモンバランスの影響を非常に受けやすく、働き方が妊娠のしやすさに直結することがあります。
特に、生活リズムの乱れ、精神的ストレス、身体的な冷えや血行不良は、月経周期や卵巣機能、子宮環境に直接的な影響を及ぼす可能性があります。
ここでは、女性の不妊リスクを高める可能性のある職業と、その具体的な原因について解説します。

夜勤やシフト制で生活リズムが乱れやすい職業(看護師・介護士など)

人の命や健康を預かる看護師や介護士は、夜勤や不規則なシフト勤務が避けられない職業です。
睡眠時間が不規則になると、女性ホルモンの分泌リズムが乱れ、月経不順や排卵障害を引き起こしやすくなります。

また、心身ともに緊張状態が続くため、自律神経が乱れがちになることも、妊娠に向けた身体づくりにおいて課題となる点です。

強いプレッシャーや精神的ストレスがかかる職業(教員・営業職など)

生徒の人生に関わる教員や、厳しいノルマを課される営業職は、精神的なプレッシャーが大きい職業の代表例です。
常に高いパフォーマンスを求められる環境は、慢性的なストレス状態を生み出します。
このストレスが脳の視床下部に影響を与え、排卵を促すホルモンの分泌を抑制してしまうことがあります。

結果として、卵巣機能の低下や無月経につながるケースも見られます。

体を冷やしやすく血行が悪化しがちな職業(デスクワーク・事務職など)

一日中座りっぱなしでパソコンに向かうデスクワークや事務職は、運動不足になりやすく、特に下半身の血行が悪化しがちです。
骨盤内の血流が滞ると、子宮や卵巣が冷え、機能が低下する原因となります。
また、夏場の強い冷房環境も身体の冷えを助長します。

血行不良と冷えは、良質な卵子が育ちにくくなったり、受精卵が着床しにくい子宮環境になったりする一因です。

立ち仕事やトイレを我慢することが多い職業(保育士・販売員など)

保育士やアパレルなどの販売員は、長時間の立ち仕事が基本です。
立ち続けることで足がむくみ、全身の血行、特に下半身の血流が悪くなりやすい傾向があります。
また、忙しさからトイレに行くタイミングを逃しがちで、水分摂取を控えてしまう人も少なくありません。

こうした習慣は膀胱炎などのリスクを高めるだけでなく、身体を冷やす原因にもなり、妊活にとって望ましい環境とは言えません。

【男性編】不妊リスクを高める可能性がある職業と原因

【男性編】不妊リスクを高める可能性がある職業と原因不妊の原因は女性だけにあるわけではなく、WHO(世界保健機関)の調査では、不妊症の約半数に男性側にも原因があるとされています。
男性の妊活においては、精子の質が非常に重要です。
精巣は熱に弱く、ストレスの影響も受けやすいため、特定の労働環境が精子をつくる機能を低下させる可能性があります。

ここでは、男性の不妊リスクを高める職業と原因を解説します。

長時間の座位で精巣を圧迫しやすい職業(ドライバー・ITエンジニアなど)

タクシーやトラックのドライバー、ITエンジニアなど、長時間座り続ける職業は注意が必要です。
座った姿勢は、精巣の温度を上昇させやすく、また圧迫することで血流が悪化します。
精子は熱に非常に弱いため、精巣の温度が上がると、精子の数や運動率、質が低下する原因となります。

定期的に立ち上がって体を動かすなどの工夫が求められます。

高温環境や化学物質にさらされる職業(工場作業員・料理人など)

ボイラー技士や鉄工所の作業員、厨房で火を扱う料理人など、日常的に高温環境で働く職業は、精巣の温度が上がりやすく、精子形成機能に悪影響を及ぼす可能性があります。
また、一部の工場などで使用される鉛や有機溶剤といった特定の化学物質への曝露も、精子のDNAを損傷させたり、精子の数を減少させたりするリスクがあるため、適切な防護措置が重要です。

過度な身体的・精神的ストレスを伴う職業(消防士・警察官など)

人の命を守る消防士や警察官、自衛官などは、日々の業務で極度の緊張や過度な身体的負荷にさらされます。
不規則な勤務形態も多く、心身ともに大きなストレスがかかる職業です。

強いストレスはホルモンバランスを乱し、精子の産生能力や質の低下につながることがあります。
また、厳しいトレーニングによる肉体的疲労も、時に生殖機能へ影響を及ぼす場合があります。

今の仕事を続けながら不妊リスクを軽減する4つの対策

今の仕事を続けながら不妊リスクを軽減する4つの対策不妊のリスクを考えると、仕事を辞めるべきかと悩む人もいるかもしれません。
しかし、多くの場合は、今の仕事を続けながら生活習慣や働き方を工夫することで、リスクを軽減することが可能です。
すぐに実践できる4つの対策を紹介しますので、自分に合ったものから取り入れて、心身のコンディションを整えていきましょう。

対策①:質の良い睡眠を確保するための生活習慣を見直す

睡眠はホルモンバランスを整え、心身の疲労を回復させるために不可欠です。
夜勤などで生活が不規則な場合でも、できるだけ睡眠時間を確保しましょう。
就寝1〜2時間前にはスマートフォンやパソコンの使用を控え、リラックスできる環境を整えるのが効果的です。

休日も平日と近い時間に起きることで、体内時計の乱れを最小限に抑えることができます。

対策②:血行を促進し体を温める食生活を意識する

身体の冷えは血行不良を招き、生殖機能の低下につながります。
ショウガやニンニク、根菜類など身体を温める食材を積極的に食事に取り入れましょう。
また、抗酸化作用のあるビタミンCやE、亜鉛などは、卵子や精子の質を高める助けになります。

インスタント食品や冷たい飲み物は控え、栄養バランスの取れた温かい食事を3食きちんと摂ることが基本です。

対策③:仕事の合間にできる簡単なストレッチや運動を取り入れる

デスクワークや立ち仕事の方は、血行が悪化しやすいため、意識的に体を動かすことが大切です。
1時間に1度は立ち上がって足首を回したり、肩をストレッチしたりするだけでも効果があります。
また、通勤時に一駅分歩く、エレベーターではなく階段を使うなど、日常生活の中に軽い運動を取り入れる習慣をつけると、血行促進やストレス解消につながります。

対策④:信頼できる人や専門家に相談してストレスを溜め込まない

妊活中の悩みや仕事のストレスを一人で抱え込むのは禁物です。
まずはパートナーと気持ちを共有し、協力体制を築きましょう。
親しい友人や家族に話を聞いてもらうだけでも、心が軽くなることがあります。

それでもつらい場合は、不妊カウンセラーや企業の相談窓口、心療内科など、専門家の力を借りることも有効な選択肢の一つです。

不妊治療と仕事の両立が難しいと感じたときの選択肢

不妊治療と仕事の両立が難しいと感じたときの選択肢セルフケアを続けても、頻繁な通院が必要になるなど、不妊治療と仕事の両立が物理的・精神的に難しくなることがあります。
追い詰められてしまう前に、働き方や環境を変えるという選択肢も検討してみましょう。
自分の心と体を守ることを最優先に、いくつかの可能性を探ることが大切です。

まずは会社の制度(時短勤務・休暇)を確認する

まずは自社の就業規則や福利厚生制度を確認し、不妊治療に利用できるものがないか調べてみましょう。
企業によっては、「不妊治療休暇」や「多目的休暇」、時短勤務、フレックスタイム制などを導入している場合があります。
人事部や上司に相談しにくい場合は、匿名で利用できる相談窓口を設けている企業もあります。

利用できる制度は積極的に活用しましょう。

妊活に理解のある職場への転職も視野に入れる

現在の職場で制度の利用が難しかったり、周囲の理解が得られなかったりする場合は、思い切って転職を考えるのも一つの方法です。
近年は、不妊治療と仕事の両立支援に積極的に取り組む企業も増えています。
転職活動の際には、福利厚生制度が充実しているか、柔軟な働き方が可能かといった視点で企業を選ぶと良いでしょう。

心身の負担を減らすことが、妊活にとって最も重要です。

不妊になりやすい職業に関するよくある質問

ここでは、不妊になりやすい職業は何かと考える方から寄せられる、代表的な質問にお答えします。
自身の働き方と照らし合わせながら、不安の解消にお役立てください。

Q1.夜勤やシフト制の仕事は、やはり妊娠しにくいのでしょうか?

生活リズムが乱れるため、ホルモンバランスに影響し、妊娠しにくくなる可能性はあります。
しかし、夜勤やシフト制の全ての人が不妊になるわけではありません。
夜勤明けはしっかり休息をとる、栄養バランスの取れた食事を心がけるなど、体調管理を工夫することでリスクは軽減できます。

Q2.ストレスが不妊の直接的な原因になることはありますか?

ストレスが不妊の唯一かつ直接的な原因と断定はできません。
しかし、過度なストレスは自律神経やホルモンバランスを乱し、排卵障害や月経不順、精子の質の低下などを引き起こすため、不妊の大きな要因となりえます。
心身に深く影響するため、ストレス管理は非常に重要です。

Q3.パソコンでのデスクワークが続いていますが、どう対策すれば良いですか?

長時間の同じ姿勢による骨盤周りの血行不良と、オフィスでの体の冷えが主なリスクです。
1時間に1回は立ち上がってストレッチをする、ひざ掛けや腹巻きで体を温める骨盤クッションを活用して姿勢をサポートするなどの対策が有効です。
意識的に体を動かし、冷やさない工夫をしましょう。

まとめ

特定の職業が不妊の直接的な原因になるわけではなく、それに伴う不規則な生活、ストレス、身体的負担といった「働き方」が妊娠のしやすさに影響します。
これは男女共通の課題です。
今の仕事を続けながらでも、睡眠や食事、運動などの生活習慣を見直すことで、妊娠に向けた身体環境を整えることは可能です。

一人で抱え込まず、パートナーや専門家と相談しながら、できることから対策を始めてみましょう。

錦糸町はり灸院のHPです。

この記事の監修者

成澤佳希

成澤 佳希

錦糸町はり灸院 院長

日本健康医療専門学校卒業後、株式会社ブレイシングに入社。
系列院の本八幡鍼灸院で7年勤務した後、錦糸町はり灸院に異動。
現在は勤務10年目となり、錦糸町はり灸院の院長として従事。
不妊、男性不妊、自律神経症状などの幅広く貢献している。

《資格》

はり師、きゅう師

《経歴》

日本健康医療専門学校

錦糸町はり灸院

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