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ビタミンD摂りすぎの症状は病気?サプリが原因のサインと対処法

公開日:2026.03.15 更新日:2026.03.15

ビタミンD摂りすぎの症状は病気?サプリが原因のサインと対処法

ビタミンDは骨の健康維持に欠かせない栄養素ですが、サプリなどによるビタミンDの摂りすぎは、体に不調をもたらす可能性があります。
場合によっては健康を害する病気につながることもあるため、正しい知識を持つことが求められます。

この記事では、ビタミンDを過剰に摂取した場合に現れる症状のサインや、安全な摂取量、そして摂りすぎたかもしれないときの対処法について解説します。

ビタミンDの過剰摂取で起こる体へのサインとは?

ビタミンDの過剰摂取で起こる体へのサインとは?ビタミンDを摂りすぎると、血液中のカルシウム濃度が異常に高くなる「高カルシウム血症」という状態を引き起こすことがあります。
この高カルシウム血症が、体にさまざまな不調のサインをもたらす根本的な原因となります。
症状は、吐き気などの比較的軽い初期症状から、腎臓の機能障害といった重篤なものまで多岐にわたります。

吐き気や食欲不振、便秘など消化器系に現れる初期症状

ビタミンDの過剰摂取によって引き起こされる初期症状として、消化器系の不調が多く見られます。
具体的には、吐き気や嘔吐、食欲不振、腹痛、便秘などが挙げられます。
これらの症状は、血中のカルシウム濃度が高まることで、胃腸の正常な動きが妨げられるために起こります。

人によっては下痢になることもありますが、一般的には便秘を訴えるケースが多いです。
こうしたサインは体からの警告と捉え、摂取しているサプリメントを見直すきっかけになります。

喉の渇きや頻尿、全身の倦怠感といった不調

消化器系の症状に加えて、全身にわたる不調も現れます。
高カルシウム血症になると、腎臓が余分なカルシウムを体外へ排出しようと活発に働くため、尿の量が増えて頻尿になります。
その結果、体内の水分が失われ、強い喉の渇きを感じるようになります。

また、脱水症状や電解質のバランスの乱れは、原因不明の全身的な倦怠感や筋力低下、頭痛などを引き起こすこともあります。

重症化すると腎臓の機能障害や意識が朦朧とすることも

ビタミンDの過剰摂取が長期間続くと、より深刻な健康被害につながる危険性があります。
血液中に溢れたカルシウムが腎臓に沈着すると、腎結石や腎石灰化症を引き起こし、最終的には腎不全などの腎機能障害に至る恐れがあります。
さらに、重度の高カルシウム血症は神経系にも影響を及ぼし、錯乱や無気力、意識が朦朧とするといった症状が現れることも。

また、カルシウムが目の角膜に沈着して違和感を覚える場合もあります。

ビタミンDの摂りすぎはサプリメントが主な原因

ビタミンDの摂りすぎはサプリメントが主な原因ビタミンDの過剰摂取が問題となるケースは、そのほとんどがサプリメントの不適切な使用によるものです。
通常の食生活や日光浴で、健康に害を及ぼすほどのビタミンDを体内に取り込んでしまうことは極めて稀です。
そのため、ビタミンDの摂り過ぎを心配する際は、まずサプリメントの利用状況を確認する必要があります。

食事や日光浴だけで過剰摂取になる心配はほとんどない

ビタミンDを豊富に含む魚類やきのこ類などを日常の食事から摂取する分には、過剰摂取を心配する必要はまずありません。
食品に含まれるビタミンDの量は限られているためです。
また、日光浴によって体内でビタミンDが生成される場合も、体には生産量を自動で調節する機能が備わっているため、どれだけ日光を浴びても過剰になることはありません。

通常の生活におけるビタミンDの取り方では、過剰症のリスクは考えにくいです。

複数のサプリメントの併用で上限量を超えるケースに注意

ビタミンDの過剰摂取で特に注意したいのが、複数のサプリメントを併用しているケースです。
ビタミンD単体のサプリメントだけでなく、カルシウムのサプリメントや、さまざまな栄養素が含まれるマルチビタミンにも、ビタミンDが配合されていることが少なくありません。
本人が意図しないうちに複数の製品からビタミンDを摂取してしまい、合計すると1日の安全な上限量を超えてしまう可能性があります。

サプリメントを利用する際は、必ず成分表示を確認し、総摂取量を把握することが重要です。

【年齢別】ビタミンD摂取の安全な上限量(耐容上限量)の目安

【年齢別】ビタミンD摂取の安全な上限量(耐容上限量)の目安健康への悪影響を避けるため、国は「耐容上限量」という指標を設けています。
これは、特定の栄養素を習慣的に摂取しても、健康障害のリスクがないとみなされる上限の量です。
この耐容上限量は年齢や性別によって異なるため、自分に合った目安を把握しておくことが、サプリメントなどを安全に利用する上で役立ちます。

成人(18歳以上)は1日100μg(4,000IU)が上限

厚生労働省が定める「日本人の食事摂取基準(2020年版)」によると、成人(18歳以上)におけるビタミンDの耐容上限量は、1日あたり100μg(マイクログラム)です。
サプリメントの含有量表記でよく用いられる国際単位(IU)に換算すると、4,000IUに相当します。
この値は、妊娠中や授乳中の女性においても同様です。

日常的にサプリメントを摂取している場合は、この上限量を超えないように注意が必要です。

小児(1歳〜17歳)における年代別の上限量

子どものビタミンDの耐容上限量は、成長段階に応じて「日本人の食事摂取基準(2020年版)」で以下のように定められています。

* 0~5か月、6~11か月の乳児:25μg/日
* 1~2歳:20μg/日
* 3~5歳:30μg/日
* 6~7歳:30μg/日
* 8~9歳:40μg/日
* 10~11歳:60μg/日
* 12~14歳:80μg/日
* 15~17歳:90μg/日

子どものサプリメント利用を検討する際は、これらの数値を参考に過剰摂取にならないよう配慮が必要です。

ビタミンDを摂りすぎたかもしれない場合の対処法

ビタミンDを摂りすぎたかもしれない場合の対処法自身の体調やサプリメントの摂取量から「ビタミンDを摂りすぎたかもしれない」と感じたら、冷静に対処することが重要です。
まずは体内にこれ以上ビタミンDを入れないようにし、それでも症状が改善しない場合は専門家である医師の判断を仰ぐ、という段階的な対応が求められます。

まずは原因と思われるビタミンDサプリの摂取を中止する

ビタミンDの過剰摂取が疑われる場合、何よりもまず原因と考えられるサプリメントの摂取を直ちに中止してください。
ビタミンDは水に溶けにくい脂溶性ビタミンであり、体内の脂肪組織や肝臓に蓄積されやすい性質を持っています。
そのため、摂取を止めることが、症状の悪化を防ぎ、体内のビタミンD濃度を正常に戻すための最初のステップとなります。

体調不良が続くなら自己判断せず医療機関を受診する

サプリメントの摂取を中止しても吐き気や倦怠感などの症状が改善しない場合や、症状が重いと感じる場合は、自己判断で様子を見ずに医療機関を受診しましょう。
受診の際には、いつから、どのくらいの量のサプリメントを摂取していたかを具体的に医師へ伝えることが、的な診断につながります。

可能であれば、摂取していたサプリメントのパッケージを持参すると、成分や含有量が正確に伝わりやすくなります。

ビタミンDの摂りすぎに関するよくある質問

ここでは、ビタミンDの過剰摂取に関して多くの方が抱く疑問について、Q&A形式で解説します。

Q1.摂りすぎてしまったビタミンDは体外に排出される?

はい、排出されますが時間がかかります。
ビタミンDは水に溶けにくい脂溶性のため、脂肪組織などに蓄積されやすく、尿として速やかに排出されません。

そのため、過剰摂取による体への影響がしばらく続くことがあります。
排出には数週間から数ヶ月かかる場合もあります。

Q2.ビタミンDサプリを毎日飲み続けるのは体に悪い?

いいえ、国が定める耐容上限量を超えない適切な摂取量であれば、毎日飲み続けても問題ありません。
ビタミンDは健康維持に重要な役割を果たします。
しかし、自己判断で推奨量を超える量を長期的に摂取すると過剰症のリスクを高めるため、製品の用法用量を守ることが重要です。

Q3.血液検査で自分のビタミンD濃度はわかる?

はい、血液検査で調べることが可能です。
医療機関で血中の「25(OH)ビタミンD」という物質の濃度を測定することで、体内のビタミンDが不足しているか、十分か、あるいは過剰な状態にあるかを客観的に評価できます。

気になる症状がある場合は、医師に相談の上で検査を検討するとよいでしょう。

まとめ

ビタミンDの摂りすぎによる健康障害は、血中のカルシウム濃度が異常に高くなることで引き起こされます。
その主な原因はサプリメントの不適切な使用であり、通常の食事や日光浴で過剰になる心配はほとんどありません。
過剰症を防ぐには、自身の年齢に応じた1日の耐容上限量を把握し、利用するサプリメントの成分表示を確認して摂取量を管理することが不可欠です。

万が一、体調に異変を感じた際は速やかにサプリメントの摂取を中止し、症状が続くようであれば医療機関に相談してください。

錦糸町はり灸院のHPです。

この記事の監修者

成澤佳希

成澤 佳希

錦糸町はり灸院 院長

日本健康医療専門学校卒業後、株式会社ブレイシングに入社。
系列院の本八幡鍼灸院で7年勤務した後、錦糸町はり灸院に異動。
現在は勤務10年目となり、錦糸町はり灸院の院長として従事。
不妊、男性不妊、自律神経症状などの幅広く貢献している。

《資格》

はり師、きゅう師

《経歴》

日本健康医療専門学校

錦糸町はり灸院

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